「ある」と対立するのは「ない」ではなく、「なる」である。と考えること。 ーーーーーーーー ない/ある ある/なる 静態/動態 ーーーーーーーー そうすることで最初の「ある」と「ない」の意味がどう変わるかという。 このあたりが「神秘哲学」の肝か。
井筒先生『神秘哲学』で読むギリシャ哲学紐解き。レヴィ=ストロースの神話論理もそうだけれど、人間に可能な思考のパターンは新石器時代か旧石器時代か「人類」が生まれた最初から出来上がっていたように思えてならない。環境の中での脳・神経システムの進化&淘汰がそのパターンを方向づけている。