令和元年。脳に特殊なチップを埋め込むだけで、人は挫折した際に感じる感慨に味と匂いを持てるようになった。挫折の度合いやシチュエーションによって送られる電機信号が違うため、味わいは都度変化する。世にいう挫折革命である。 「ダメじゃないか片山、誤字脱字が多すぎる!」 「わ、ミント味!」
確かに僕なら月曜日を簡単に殺すことができる。二度と来ないように息の根を止められるよ。 でも正直お薦めはしないかな。だって結局火曜が月曜の代わりに押し出されて来るようになるだけなんだもん。で、土曜の次の日が天曜日になる感じ? つまりさ、曜日の世界も代わりはいくらだっているってこと。
おいなりさんの中にまさか妖精が隠れてるなんて思わないから、そのまま一口かじって胴体をちぎってしまった。血はない。食感はマシュマロに近いが羽が少しパサついて喉に張り付いた。どうするか迷ったが不味くもなかったので人に見られないうちに下半身も平らげた。気のせいか肩甲骨の辺りがむず痒い…
わしの夢は「高田純次になること」だったんじゃが、内実的にはほぼ叶ってしまってて次の夢がなくて正直しんどいわあ。あ、「芦田愛菜」になるかな。なんか急に芦田愛菜になりたくなってきた。よしよしそうしよう。そうすりゃよかったんだ。何を悩んでいたんたわしは。こんなに近くに答えがあったのに。
わかりました。では早速明日から、あなたが「うわ、やだなこの人!」「嫌いだわ」というタイプの人間を五人ほど見繕って、家庭や仕事場で常に一緒に行動してもらうように配置しておきますね。よろしいですか? かしこまりました。サービス停止や人員の追加など、いつでもお気軽にお申し付けください。
せやからゆーたやろ(えせ関西万歳🙌) これは作家養成所の産物でもなければSF作家爆誕必須の虎の穴でも尻の穴でもない(穴オソロシア!)筒井リスペクトこそあれど歴としたオリジナルSF小説だ! 神も仏もない(仮題)|悠凜|note(ノート)https://note.mu/yuurin/n/n68025e951bba
『価値』 その星に来て驚いた。自分が半額で売られていたのだ。すぐに店主を呼びつけ問い詰めると「値段を下げろと言ってくる客は多いが上げろと言われたのは初めてだ」と困り顔。私は全員を買い占め次の星へ飛んだ。そこで再び驚いた。自分が倍の値段で売られていたのだ。私はいい商売を思いついた。
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