つきあってる彼がUFOキャッチャー好きだったので、あたしの部屋はぬいぐるみだらけになった そんな体験をしてみたかったんだろうね かつては極度の男性嫌悪、男性恐怖症に悩まされ いま“同棲”している彼とずっといっしょにいられないのは明白で 将来あたしは女性の元へと“嫁入り”するのだ
いまは山奥の男性寮にいるから これは辞めてしまった会社の話だけれど 2023年の最大の収穫は フィリピンガールの 底無しの明るさに触れられたこと 何はなくとも彼女達はとにかく陽気で 男女で分けると あたしもフィリピン女性の組になるから いつのまにかあの明るさが あたしにも移って
そういえばわたし そうとう強い親ロシア感情があるようで いまのわたしになるまでに 長い長い修行時代を経ているが 個人的に何年も付き添ってくれて 一対一で教えてくれた先生が ロシア人だったのだ といってぜんぶ夢のなかでの出来事なので ロシア語は話せないままだが 親ロシア感情は残った