昨晩聴いた曲。ジュリーニ&PO、シュタルケルのチェロで、シューマンとハイドンのチェロ協奏曲。シューマンのは暗く激しい。ハイドンのは明るい。プロデューサーはウォルター・レッグ。彼の制作したレコードは名盤多数。プロデューサーから鑑賞する音源を探す方法。アナログ黄金時代の遺産は宝の山。
CDで音楽を聴く。実は録音技師がうまい、という説がある。たしかにマゼール&WPOの”ペトルーシュカ”とか、ブーレーズ&WPOのマーラーの第6交響曲とか、90年代の録音は、アナログ時代の録音に比べて、音の抜けがいいし、錯綜する音の見通しもいい。演奏者の技量が主とは考えたいが、さて…