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♪ 道玄坂 1976年(天秤座 1977年5月、日吉ライブ音源)
小説・エッセイの投稿ができない仕事状況なので、 調子に乗ってもう1曲だけ、70年代のライブカセット音源から。 天秤座結成当時から歌っていた、代表曲の一つです。 メインヴォーカルの西牟田さんの声が甘い! ラジオ(ニッポン放送)でも流れました。 アマチュアですから、音の悪さ、曲の古さはご愛嬌という事で。 この曲はCDには入っていませんが、昨年、オリジナルCDを発表しましたので、ぜひこちらもご覧ください。 https://note.com/birdfilm/n/nc2d0d892af8e?magazine_key=m08c6a4b1d888 ♪ 道玄坂 Words & Music by Tatsuhiko Masuda 1976 昨日二人で歩いた 道玄坂を今日は 一人肩を落とし 登ってゆきます 帰らぬ夢と知って 二人別れた街 渋谷の空は今日も 曇っています 明日には君を忘れようと 君の写真焼いて誓ったのに 行き交う車の音に 君の声を聞いたような そんな気がして 足を止めました 北口広場の中で 君とはしゃいだ夏の日 噴水の上に一つ 虹が見えました 君に歌ってあげた かぐや姫の歌ももう ただ想い出の1ページに 刻んであるだけ 明日には君を忘れようと 君の写真焼いて誓ったのに ハチ公の前に立ってる 女の人の中に 君がいるような気がして 足を止めました ヴェルレーヌの詩集に君はいつも 小さな手紙を入れて渡してくれた 最後の日の詩集の中の君の手紙は ごめんなさいと書いてありました (間奏) 明日には君を忘れようと 君の写真焼いて誓ったのに 行き交う車の音に 君の声を聞いたような そんな気がして 足を止めました ※「天秤座」についてのマガジンです。ぜひご来場ください。https://note.com/birdfilm/m/m08c6a4b1d888
♪二十歳前に揺れて 1977年(天秤座:横浜ライヴ音源_)MP3_
1977年10月23日、横浜のライブハウスでの天秤座ライブの録音。 カセットテープの音なので、音質の悪さ、歌の下手さもお許しください。リアル70年代のライブの音、そのものです! ♪二十歳(はたち)前に揺れて Words & Music by Tatsuhiko Masuda 1977 山手線の音が響く 小さな公園で君と すきとおる空みつめて 僕の夢話したね 僕の横で笑ってる 君はブランコに乗って 一つ一つ揺れるたびに 君も大人になる 寝ぼけまなこの僕を見て ブランコを止めた君の眼は やさしい光にあふれてる とても恐いくらいに・・・ 秋が過ぎ風も眠る 夕焼けはオレンジ色 少しうつむいて枯れ葉見つめてる 君はきれいになった 今はふたり二十歳前で 幼い恋に揺れてるけど いつかふたりの夢も かなう時が来るさ (間奏) 君の目の前に咲いている 小さなコスモスの花も 僕らをやさしく見つめてる 秋風に揺れながら 僕の横で笑ってる 君はブランコに乗って 一つ一つ揺れるたびに 君も大人になる
マガジン
記事
さくら貝 (2006年)
増田の生存証明です。いま文章が書けないので、2006年に作った下手糞な歌を。歌詞が一部間違っておりました。謹んで訂正し、お詫び申し上げます。 さくら貝 私は小さなさくら貝 いとしいあなたに逢いたくて ようやく渚に来たけれど 周りはヘドロとゴミばかり 私が生きてゆけるのは 波のおだやかな入り江だけ いつしか渚は埋立地 息苦しいのは誰のせい? どこにいるの? いとしいあなた・・・ 昔のままでは 生きられないの? 私はあなたのさくら貝 健気にまっすぐ愛したい そんな小さな願いさえ 今のあなたには届かない (間奏・エレキギター) 私はあなたのさくら貝 潮の満ち引きに誘われて ようやく浜辺に来たけれど あなたの姿は見つからない どこにいるの? やさしいあなた・・・ あの日のままでは 生きられないの? 私はあなたのさくら貝 何気に素直に愛したい そんな小さな願いさえ 今の世の中には届かない (間奏・アコースティック) どこにいるの? いとしいあなた・・・ きれいなままでは 生きられないの? 私はあなたのさくら貝 健気にまっすぐ愛したい そんな小さな願いさえ 踏みしだかれて砕かれる
うつせみ 2009年(ソロアルバム「ありふれた夏の日」より)
夏の花の歌ですが、精神的にはヘビーな曲です。 こういう泥沼系の曲でもOKという方のみ、お聴きくださいませ うつせみ(2009年) 空蝉の影も儚し 野仏は いにしえ人の 哀しみを集めてこごる 道の辻 賽の神 時は移れど あはれなるかな ヤマボウシ ウツギ アサガオ ナツツバキ アザミ ツユクサ ツキミソウ カワラナデシコ クガイソウ ワスレグサ 花は盛りに 観るぞ哀しき (間奏) 陽炎に揺れる撫子 想い人この世を去りし ひぐらしの声は切なく 儚きは人の世の常 あはれなるかな あはれなるかな (間奏) 春が来て今また夏が過ぎゆく 花も虫も鳥も迷わずに生きる 移ろいゆく自然の気高さの中で 人はただ、いたずらに齢を重ね 蓮の咲く泥の下でも、 生きる価値などあるのでしょうか 美しき花を見て涙するのは 己の内なる醜さゆえでしょうか・・・ (後奏:ツインリード)