birdfilm

小鳥も花も人も、いのちはみんな同じ。そのことを映像や小説やエッセイや音楽で日本中、世界中に伝えていきたい。こうした創作活動を通して、借り物である地球に恩返しをしていく、会社の形をしたチームです(代表・映像作家:増田達彦)。

birdfilm

小鳥も花も人も、いのちはみんな同じ。そのことを映像や小説やエッセイや音楽で日本中、世界中に伝えていきたい。こうした創作活動を通して、借り物である地球に恩返しをしていく、会社の形をしたチームです(代表・映像作家:増田達彦)。

マガジン

  • オリジナル短編小説・シナリオ集

    birdfilmの映像作家 増田達彦が書く、ユニークな短編・掌編小説や、昭和の時代を感じられる戦中戦後の少年成長物語、業界エンターテインメント中編小説など、ジャンルも色々なので、お好みに合わせて、ぜひ覗いてみて下さい。

  • 写真と散文詩でつづる「日本の自然美」

    映像作家 増田達彦(ペンネーム:みずすまし げんごろう) が、日本の風景の中を歩いて気づいた「自然美」を、瑞々しい言葉で綴る詩・散文詩。あなたの心のちょっとした栄養剤になれば嬉しいです。

  • 今なお現役!70年代FOLKグループ「天秤座」だより

    1976年結成、70年代FOLKの香り漂うグループ「天秤座」について、グループの情報、CD情報、ライブ情報、歌詞、サンプル楽曲などをご紹介。

  • オリジナルSOUND集(ちょっと疲れたあなたのために)

    1971年から作っている増田達彦の宅録オリジナル楽曲です。 気が向いたときの宅録なので演奏も歌も全部自分一人です。 インストはBLUES系です。ちょっとゆるい演奏です。 歌は、あなただけに聞いてほしくて、心を込めて歌っています。 デジタル音楽に疲れたあなたに、アナログの手作り音楽を。

  • 恋愛・れんあい・短編集【詩・エッセイ・小説・音楽】

    出会い、ふれあい、初恋、失恋・・・甘く切ない恋の沼にどっぷり浸れる詩やエッセイ、短編小説。

最近の記事

  • 固定された記事

今さらですが 自己紹介です 

はじめまして。 超零細制作会社birdfilm代表で、 映像作家の増田達彦です。 HP更新用という役割もあるので noteでの登録がbirdfilmという、 弊社の商標名になっていますが、 投稿しているのは、 すべて、私個人です。 (ちなみに弊社のHPは  https://birdfilm.jp です) ★私の「なりわい」20代からTV番組制作が中心です。 音楽番組、情報番組、バラエティー、 ドラマ、ドキュメント、トーク番組 など色々です。 文章は全くの素人です。  TV

    • 日本の自然美 #19【森の小さな命】 

      上ばかり見ていると 気付かないことがある   急ぎ足で歩いていると 知らずに通り過ぎていく     生まれたばかりの木の赤ちゃん     小さな小さな苔の森 木の葉の下の小虫たち 草から飛び立つ森の妖精     切り株でホッと一休み おや、 そこにも蠢く森の住人たち     そうだったんだね 森を支えているのは 地味で目立たない小さな命    一つとして無駄のない健気な命     上ばかり見てるこの国は 大事なことに気付かない   僕ら

      • ♪ 道玄坂 1976年(天秤座 1977年5月、日吉ライブ音源)

        小説・エッセイの投稿ができない仕事状況なので、 調子に乗ってもう1曲だけ、70年代のライブカセット音源から。 天秤座結成当時から歌っていた、代表曲の一つです。 メインヴォーカルの西牟田さんの声が甘い! ラジオ(ニッポン放送)でも流れました。 アマチュアですから、音の悪さ、曲の古さはご愛嬌という事で。 この曲はCDには入っていませんが、昨年、オリジナルCDを発表しましたので、ぜひこちらもご覧ください。 https://note.com/birdfilm/n/nc2d0d892af8e?magazine_key=m08c6a4b1d888 ♪ 道玄坂 Words & Music by Tatsuhiko Masuda 1976 昨日二人で歩いた 道玄坂を今日は 一人肩を落とし 登ってゆきます  帰らぬ夢と知って 二人別れた街 渋谷の空は今日も 曇っています 明日には君を忘れようと   君の写真焼いて誓ったのに  行き交う車の音に 君の声を聞いたような そんな気がして 足を止めました 北口広場の中で 君とはしゃいだ夏の日 噴水の上に一つ 虹が見えました 君に歌ってあげた かぐや姫の歌ももう ただ想い出の1ページに 刻んであるだけ 明日には君を忘れようと   君の写真焼いて誓ったのに ハチ公の前に立ってる 女の人の中に 君がいるような気がして 足を止めました ヴェルレーヌの詩集に君はいつも  小さな手紙を入れて渡してくれた 最後の日の詩集の中の君の手紙は  ごめんなさいと書いてありました (間奏) 明日には君を忘れようと   君の写真焼いて誓ったのに  行き交う車の音に 君の声を聞いたような そんな気がして 足を止めました ※「天秤座」についてのマガジンです。ぜひご来場ください。https://note.com/birdfilm/m/m08c6a4b1d888

        • ♪二十歳前に揺れて 1977年(天秤座:横浜ライヴ音源_)MP3_

          1977年10月23日、横浜のライブハウスでの天秤座ライブの録音。 カセットテープの音なので、音質の悪さ、歌の下手さもお許しください。リアル70年代のライブの音、そのものです! ♪二十歳(はたち)前に揺れて Words & Music by Tatsuhiko Masuda 1977     山手線の音が響く 小さな公園で君と  すきとおる空みつめて  僕の夢話したね    僕の横で笑ってる    君はブランコに乗って  一つ一つ揺れるたびに    君も大人になる      寝ぼけまなこの僕を見て  ブランコを止めた君の眼は  やさしい光にあふれてる  とても恐いくらいに・・・  秋が過ぎ風も眠る    夕焼けはオレンジ色    少しうつむいて枯れ葉見つめてる  君はきれいになった  今はふたり二十歳前で  幼い恋に揺れてるけど いつかふたりの夢も   かなう時が来るさ (間奏)    君の目の前に咲いている   小さなコスモスの花も     僕らをやさしく見つめてる   秋風に揺れながら     僕の横で笑ってる   君はブランコに乗って  一つ一つ揺れるたびに   君も大人になる 

        • 固定された記事

        今さらですが 自己紹介です 

        • 日本の自然美 #19【森の小さな命】 

        • ♪ 道玄坂 1976年(天秤座 1977年5月、日吉ライブ音源)

          ♪ 道玄坂 1976年(天秤座 1977年5月、日吉ライブ音源)
        • ♪二十歳前に揺れて 1977年(天秤座:横浜ライヴ音源_)MP3_

          ♪二十歳前に揺れて 1977年(天秤座:横浜ライヴ音源_)MP3_

        マガジン

        • オリジナル短編小説・シナリオ集
          22本
        • 写真と散文詩でつづる「日本の自然美」
          20本
        • オリジナルSOUND集(ちょっと疲れたあなたのために)
          11本
        • 今なお現役!70年代FOLKグループ「天秤座」だより
          17本
        • 恋愛・れんあい・短編集【詩・エッセイ・小説・音楽】
          14本
        • birdfilmのお仕事
          14本

        記事

          今度は仕事中に居眠りしていたら、健ちゃんからメールが届いた。 「ジャスト・フレンズ 2 」での僕の扱いはちょっとひどいじゃないか。確かに佳奈子には寂しい想いさせたけど、 僕の事情や気持ちも書いてくれよ。 ああ、そうだね、このやっかいな仕事が一段落したら、ね。

          今度は仕事中に居眠りしていたら、健ちゃんからメールが届いた。 「ジャスト・フレンズ 2 」での僕の扱いはちょっとひどいじゃないか。確かに佳奈子には寂しい想いさせたけど、 僕の事情や気持ちも書いてくれよ。 ああ、そうだね、このやっかいな仕事が一段落したら、ね。

          睡眠障害のボクは、いつもスマホの電源を切って寝るのに、昨夜はなぜか君のメールが届いた時だけ、電源が入って音が鳴った。 不思議だね。 ボクが待っていたことをスマホは知っているんだろうか? でも、嬉しかった。 世の中にはまだまだ不思議がいっぱいだ。 おやすみなさい。またね☺️

          睡眠障害のボクは、いつもスマホの電源を切って寝るのに、昨夜はなぜか君のメールが届いた時だけ、電源が入って音が鳴った。 不思議だね。 ボクが待っていたことをスマホは知っているんだろうか? でも、嬉しかった。 世の中にはまだまだ不思議がいっぱいだ。 おやすみなさい。またね☺️

          【短編】ジャスト・フレンズ 2

          「佳奈ちゃん!水割りもう一杯!」 常連客のおっちゃんが店の奥でわたしを呼ぶ。 「はーい!」 春休みは、母が経営する小さなスナックを手伝うのが日課になってる。 ちょっと薄めにしたウイスキーの水割りを持って、おっちゃんのテーブルに乗せ、飲み終わったグラスを下げる。 「佳奈ちゃん、いよいよ女子大生だがや。ええなあ。」 「おっちゃん、わたしは女子大生じゃないから。短大生。」 「女子の短大生だから、女子大生でええがね!」 「じゃあ、女子大生の佳奈子からのお願いね。おっちゃん、  あとは

          【短編】ジャスト・フレンズ 2

          さくら貝 (2006年)

          増田の生存証明です。いま文章が書けないので、2006年に作った下手糞な歌を。歌詞が一部間違っておりました。謹んで訂正し、お詫び申し上げます。 さくら貝 私は小さなさくら貝  いとしいあなたに逢いたくて ようやく渚に来たけれど   周りはヘドロとゴミばかり 私が生きてゆけるのは   波のおだやかな入り江だけ   いつしか渚は埋立地   息苦しいのは誰のせい? どこにいるの?  いとしいあなた・・・ 昔のままでは   生きられないの? 私はあなたのさくら貝  健気にまっすぐ愛したい   そんな小さな願いさえ   今のあなたには届かない  (間奏・エレキギター) 私はあなたのさくら貝   潮の満ち引きに誘われて   ようやく浜辺に来たけれど   あなたの姿は見つからない どこにいるの?  やさしいあなた・・・ あの日のままでは   生きられないの? 私はあなたのさくら貝  何気に素直に愛したい   そんな小さな願いさえ   今の世の中には届かない  (間奏・アコースティック) どこにいるの?  いとしいあなた・・・ きれいなままでは  生きられないの? 私はあなたのさくら貝  健気にまっすぐ愛したい そんな小さな願いさえ   踏みしだかれて砕かれる 

          さくら貝 (2006年)

          さくら貝 (2006年)

          超ミニ番組のお知らせ&増田の生存証明

          生存証明のおしらせです。 いろいろ持病はありますが、 birdfilmの増田は生きております。 とりあえず、 超ミニ番組のお知らせです。 CBC-TV(愛知・岐阜・三重)で、 11月~毎月 第二土曜日 第一土曜日 朝4:55~のわずか2分間の 超ミニ番組を放送開始します。 この「伊勢神宮 四季げしき」は、 ほぼ自然音と音楽のみ、という、 TV番組とは思えない静かなもの。 まあ、早朝ですからね。 NHKの日の丸の出る前かも。 だから、毎回録画しておくと、 いいヒーリング映

          超ミニ番組のお知らせ&増田の生存証明

          昭和少年らっぽやん 第九話【秋茜(アキアカネ)】

          日本の一部地域では、子どもたちの間でトンボとりの名人のことを「らっぽやん」と呼ぶ。 *   *   *   昭和32年10月のよく晴れた日曜日の朝、後ろにミノルを乗せたタケシのスクーターが、土埃を上げながら駆けていく。  名古屋市街の住宅地を抜けると、香流川の両脇には、朝日に輝く黄金色の稲穂をたわわに実らせた田んぼが現れた。  あぜ道では、麦わら帽子のおじいさんが、タケシを見つけて手を振っている。 「おう、柴田のじいちゃんが、もう田んぼに来とるぞ!」  去年の夏、田の

          昭和少年らっぽやん 第九話【秋茜(アキアカネ)】

          うつせみ 2009年(ソロアルバム「ありふれた夏の日」より)

          夏の花の歌ですが、精神的にはヘビーな曲です。 こういう泥沼系の曲でもOKという方のみ、お聴きくださいませ うつせみ(2009年) 空蝉の影も儚し  野仏は いにしえ人の 哀しみを集めてこごる  道の辻 賽の神 時は移れど  あはれなるかな ヤマボウシ ウツギ アサガオ  ナツツバキ アザミ ツユクサ ツキミソウ カワラナデシコ  クガイソウ ワスレグサ  花は盛りに 観るぞ哀しき (間奏) 陽炎に揺れる撫子   想い人この世を去りし ひぐらしの声は切なく  儚きは人の世の常 あはれなるかな   あはれなるかな (間奏) 春が来て今また夏が過ぎゆく  花も虫も鳥も迷わずに生きる 移ろいゆく自然の気高さの中で  人はただ、いたずらに齢を重ね 蓮の咲く泥の下でも、  生きる価値などあるのでしょうか 美しき花を見て涙するのは  己の内なる醜さゆえでしょうか・・・ (後奏:ツインリード)

          うつせみ 2009年(ソロアルバム「ありふれた夏の日」より)

          うつせみ 2009年(ソロアルバム「ありふれた夏の日」より)

          ブランコ(1975年作)

          頭が仕事頭になってて、文字や言葉が書けないので、ぼそぼそと歌っております。 ブランコ(1975年作品:SELF COVER 1971 ~1975より) もしもあなたが 今ひとりなら ブランコに 揺られてみませんか   前へ行ったり 後へ行ったり 影はあなたのお友だち (間奏) 月の光が とても冷たくて 泣き出しそうに なったなら ブランコに揺られてみませんか ルールルルルー、ルルルー、ルールー   近づいてみたり 離れてみたり   ほら 君とぼくの 想い出みたい

          ブランコ(1975年作)

          ブランコ(1975年作)

          休業中、失礼します。「スキスキ・ピンポンダッシュ」が誤解されている可能性があるので、ボクの真意を改めて。 作品に対する「スキ」は必ず読んでいいなと思った時だけスキします。ただコメントが苦手なので、みなさんの的確ないいコメントにスキをさせていただいている、という意味です。ご理解を。

          休業中、失礼します。「スキスキ・ピンポンダッシュ」が誤解されている可能性があるので、ボクの真意を改めて。 作品に対する「スキ」は必ず読んでいいなと思った時だけスキします。ただコメントが苦手なので、みなさんの的確ないいコメントにスキをさせていただいている、という意味です。ご理解を。

          残念ですが、事情があってちょっとだけ臨時休業します。フォロワーのみなさんの所へなかなかお邪魔できませんが、どうかしばらくお待ち下さいませ。必ず復帰しますね!その間、古い恋愛小説などお読み頂けたら嬉しいです☺️なお、復帰したらこの記事は自動的に消滅しますのでお許しください🙇

          残念ですが、事情があってちょっとだけ臨時休業します。フォロワーのみなさんの所へなかなかお邪魔できませんが、どうかしばらくお待ち下さいませ。必ず復帰しますね!その間、古い恋愛小説などお読み頂けたら嬉しいです☺️なお、復帰したらこの記事は自動的に消滅しますのでお許しください🙇

          【音楽短編小説】雑草(お地蔵さんにおにぎりを)

            キシーーン、キシーーン、キシーーン・・・、 二国(第二京浜)を越えて築堤のカーブを降りてくる電車の車輪がレールと擦れあい、軋んで悲鳴を上げている。   (オレもあのレールのように悲鳴をあげられたら、少しは楽になれるのかな)  安っぽいワンルームマンションのソファの上に寝そべりながら、翔太は、角部屋の窓の陽光を遮るように通り過ぎて行く池上線の電車を見た。  再び春の陽が射しこんだテーブルの上で、スマホが震え出した。翔太は寝そべりながら目をつむり、スマホの振動の回数を数え

          【音楽短編小説】雑草(お地蔵さんにおにぎりを)

          【小編】三日月のバラッドBallad of the Crescent Moon

             その男は、苦しんでいた。 夜明け前の海岸に現れたその男の手には、魅惑的な形状の楽器が握られていたが、それを演奏するでもなく、ただ立ち尽くしていた。  今夜も眠れなかった。あの日以来、どうしても思い通りの音が出ない。  もしもこんな時、惠子がそばにいてくれたら、秋風の中で寄り添っていてくれたなら、思うがままに指と息が美しいメロディーを奏でるはずなのに。  男は、あの日以来、惠子と別れたこの海岸にやってきては、毎日同じ想いを繰り返していた。  夜明けが近づき、遠浅の

          【小編】三日月のバラッドBallad of the Crescent Moon