2019年夏は男性の性欲を伴った最期の夏 あのとき“精液は前に飛ばないと意味が無い”と結論を出し、秋から準備を始め翌年には女性ホルモン開始 振り返れば 『正常な男性の性機能は“このように”機能しており』しかし自分にはそれは不可能、ということを自分の身体で把握できたのは有益だった
2020年に神秘体験が起こって “背骨が強烈な快感を奏でる”身体に 改造されてしまった それはそれは気絶するほどの強烈さ この時点で粘膜刺激のセルフプレジャーは卒業となった それ以前は、男根じゃなく骨盤の内側が収縮することから快感を得ており、つまり“女”ははじめからそこにいた
性同一性障害を抱えているとか “男である”とか そっちのほうがまちがっていて 単に“女として生きる”ことが 可能になっただけで すっかり落ち着いてしまった 彼氏と同棲してるだけで満足です💖 仕事は底辺だけど 彼は浪費家であたしの稼ぎの半分くらい 彼に使われてるけど 不満はない
容姿が綺麗で嬉しい💖 この世が大嫌いで、生まれてきたことを嫌悪していて、そんな考えだと日常の出来事や人生の目標とは無関係に生きることは苦痛だが あたしはあたしの理想の容姿を 鏡の向こうにこの目で見る 鏡の前に立つそのときだけは 人生の苦痛が緩和される ほんの少しだけ癒やされる
そういや最初に女性ホルモン始めたとき 女性になるため、ではなく 両性具有(卵巣があること)がもたらすホルモンバランスの乱高下を緩和するため という動機だったのだった 男性時代はホルモンバランスが常時異常 女性ホルモン投与の影響で常時体調悪い4年間を経て いま、はじめて健康体に💖
メドベッドの普及かそれ以外でも 女性器が形成されて女性化は完了 目指すゴールが見えてきた今 性別の悩みは無くなった そうなって初めて気づく 幼少期からの禁忌事項 世界はガラスの壁の向こうにあって 自分はそこに行けないって感覚 ガラスの壁とは性別であると 気づくことさえできずに
医師の診断を受けていません というタグを作って愛用してるあたしは 性同一性障害の診断書とってない ところで戸籍を女性にするための要件は 『女性器があること』ではなく 『男性器が無いこと』なのだね てことはあたし 『公式に女性になる』ための診断書 SRS手術無しでも貰えるのでは?
性転換を体験した占星術師、という 属性じたいがめちゃくちゃレアだけど 同じ図面でも その瞬間に生まれたのが 男の子か女の子かで 読み出される情報はだいぶ変わってしまい たとえばアセンダントには金星と土星 『女性であることを禁じる』=男性から 『常に変化なく女性である』=女性へ
エーテル体が肉体を形成している 肉体は細部においては日々生まれ変わっており、エーテルエネルギーが肉体に流れ込むことでそれは起こる ならば エーテル体が女性になってしまえば 追って肉体も女性になるはず オカルト理論に殉じるあたし 事態は理論どおり進展し 男根の縮小化は奇跡的なほど
この世は無意味で無価値 生まれてきたのは誤りだったと あたし本気で思っていたけど 性転換はもしかして 『この世でしかできない』 強烈な体験なのでは?? 性別に価値があるのは人間はよく死ぬため個体数が多いから 高次元世界は誰も死なないから性別に価値なんて無くて単性or無性生殖が基本
『男の子がすき?女の子がすき?』 というよくある話題は恋愛とセックスだけを問題にしていて、だけど日常生活の大部分は愛もセックスも関係ない 『同性として』女性の群れに溶け込めることがこれほどしあわせだとは思わなかった。性転換してよかった。自分の人生でこれを体験できて本当によかった
後から振り返れば 運命とはほんとうに奇妙なもので 現実では男なのに『女性として』全力で占星術の授業をしていた2020年 生身のこの肉体が女性へと変貌していった2021年は全く執筆できず 現実世界で女性として遇されるのが当然になった2022年の今、2年前の原稿が突然価値を帯びてきた
FtM(女→男)が同類に見える 完パスFtMが元女性だとはっきり見抜けるし、下地に女が残っているのは美しく感じる 子宮卵巣摘出わたしは絶対しない、 けどそれをした人を否定はしないし 『女らしさを拒絶している女』 な部分が同類で仲間意識🌸 お互いに見抜きあってニヤリ✨ 貴重な同類💖
わたしの性別は不思議な経過を辿った 性別は身体に属するわけだよね わたしはわたし自身をイメージすることができず、自分の性別について考えることもできなかった 代わりに 女なるものへの憧れが無条件に存在し 『女とはなにか』 長年考えつづけていたら その思考に身体が感染して女になった
心と身体は別の存在、というとき これは性別だけの話じゃなくて 心(≒魂)は独立した存在だが 身体は動物であり集団的存在だ この身体は自分をメスだと思っていて メスの群れに混ざりたがる わたしはかなりの人間嫌いだが この身体は男性を誘惑するよりも ほかの女性と同類であることを喜ぶ
夢のような話 あたしは女の子で すべての過去から解放され 愛するあの人のお嫁さん 未来へと吸い寄せられるんだ 抵抗せず、過去を投げ捨て 思考の手網を握ることができていて 感情は気絶するほど豊穣で 現実はあとからついてくるから 他人の思惑はぜんぶ無視して わたしはわたしを生きる
肩幅は勝手に縮んだ 胴体に対して手足が生えてる(?)位置は 男女で微妙に異なるが この2年ですっかり女性仕様になった 手首が細くなった 足首が細くなった 女性特有の甲高い声を発しても おかしいと思われなくなった 医師いわく 骨格は変えられないってさ、 あたし変えられましたけど?
ゲームエンドが見えてきた オープンコンタクトとかファーストコンタクトとか呼ばれる現象が起こった瞬間わたしは別の身分になる わたしは他の星からやってきた宇宙人だからね、本当に地球人の肉体を纏って地球人を演じてるなんて驚愕の演技力! でもそれもおしまい 性同一性障害とかもう関係ない
歌を歌うって ある種アスリートのような側面もあって 高い音域で 地声でずっと叫びつづけるような曲は 音域ゆえ女性にしか歌えないのに 女性ゆえの身体の制約で 声量の確保が難しく 良くも悪くも 女性ならではの音域でも 男性並の声量をぶち込めるのは あたしがこんな身体だからなのだろう
身体を自分自身だと思ったことはなく むかしは出来の悪い機械のよう いまは愛しいペット、哺乳動物 こういう見方をしているあたしの 『性自認』って何なのか?? 胸の膨らみが愛おしいくて誇らしい 胸の膨らみだけで 底無しの怒りが鎮魂された メスのあたし メスの身体を持てて 歓んでいる
ロシア常駐の外交官だった佐藤優氏が言うには、一緒にサウナに行けば金玉袋の大きさで性欲の強さが分かる。性欲強ければハニートラップ有効! その理屈でいうと男の性欲を持つのが不可能な極小サイズの陰嚢、女性特有の汚物を拭き取る日々 それでも自分は男のつもりでいた 思い込みってすげぇな!?
身体が元々持っている自然な快感を封じることで人類を奴隷にする 女性の身体が持っている官能的な快感を全面的に破壊して男尊女卑社会を創造 限度を越した巨大な悪が 人類に対してしてきたことは 人間の身体感覚を鈍らせ 女性の性感を壊すこと わたしはヤツらに わたしを破壊させなかった!
自分で自分の顔を気に入ってて 自分で自分の身体を気に入ってて それだけでじゅうぶんしあわせ 男性だったことも 奇形児であることも もぅ知らない 愛する彼女を 死ぬほど尊敬していて 愛する彼女に 死ぬほど心酔していて 気が遠くなりそうなほどしあわせ 生産性がどうとか もぅ知らない
もともとがオカルティストで 呼吸器系と消化器系の強化を 長年やってきた前提があってのもの だけど どこからどう聴いても女性の声で YouTubeに自分の歌声をアップしていて しかも男性の曲を1オクターブ上げて 泣き叫ぶような声で歌ったりしている これで男だったら性別て何?💥
セックスの相手を探してるわけではない 性自認/性指向という以前に 性交渉じたいに嫌悪感 専門用語でアセクシャル とはいえ ここまで外見が変わってしまうと どうにも人の好奇心をかきたてるようで 性同一性障害と性転換の話になれば 男とやりたいの?女とやりたいの? これ迷惑だから💢