「従業員が他責思考で困る」と嘆く、他責思考の経営者
こんにちは はしとです。
TwitterでこのようなTweetが流行っているので、こちらの件について思ったことをまとめてみました。
他責思考とは?
他責思考とは「○○のせいで上手く行かない!」という思考の事です。
この思考に至ると、良くない思考のループに入ってしまいます。
・他人が悪いのだから、自分は正す必要はない
・他人が悪いのだから、他人を正す必要がある
その結果、自身の成長はなく周りのメンバーに対して進言し続ける嫌なヤツに成り下がってしまいます。
また、他人を成長させるのには非常に大きな労力が必要であることを認識されていない人が多く、単純にストレス発散のために進言を続ける結果のパターンが多く思います。
組織を動かすには自責思考が好ましい
組織的には「会社の支出を大きく下げるメンバー」か「会社の収入を大きく上げるメンバー」が望ましいです。
組織内で大きく結果を残すためには、「複数の人間を納得させて政治を操る人間」や「メンバーを教育して、前向きに成長させる人間」などがほしいと思います。
こういった人間は「他人の行動も含めて自分の責任」として仕事をしている場合が多く、会社的には自責思考が好ましいと思われます。
自責思考になってほしい
正直、私も部下に「自責思考になってほしい」という話をしたことがあります。
理由として、仕事を大成をしてほしいからというわけではなく、他責思考だと幸せになりにくいため、そのように考えてほしいと思っています。
他責思考の人間は「幸せの手綱を他人が持っている状態」です。
その人が失敗すれば不幸せになるし、成功すれば幸せになります。
このような状態では、いつ幸せになるかは相手に依存してしまいますし、相手へのストレスも大きく溜まってしまいます。
なので、自責で動いてほしいと常々思っています。
自責思考への転換は難しい
自責思考や他責思考は思考回路の癖になってしまっています。
この思考回路を治すことは、自分でもなかなか難易度が高いものです。
ましては、他人の回路を治すのは本人の協力がない限り、非常に難しいものだと思います。
ましては「自責思考になりなさい」と嫌いな上司などに言われた日には何もしたくない気持ちになるのは当たり前だと思います。
上司のせいにもしてはいけない
この他責思考の議論が難しいのは「上司のせい」や「会社のせい」にしてもいけないことです。
確かに会社側や上司側が悪こともありますが、その責任にしたタイミングで、自責思考ではなくなってしまいます。
まとめ
この話を書くと逆に他責思考になってしまった気持ちにもなってしまいます。(自責になりなさい!と書いているので責任はあなたに投げてしまっているためですね…)
なんにしても自分の心に聞いて、前向きに働ける環境を構築するために毎日努力を続けましょう。