#15 ふくらはぎに優しい走り方
スロージョギングをしていて、ふくらはぎを痛めてしまいました。たぶん、フォアフット走法がいけないのではないかと思っています。
ふくらはぎへの負荷は、着地の仕方に左右されそうです。着地にはかかと着地、ミッドフット、フォアフットと3種類ありますが、それぞれみて行きましょう。
着地、それぞれのメリットデメリット
このサイトが分かりやすいでしょう。
かかと着地は、日本人ランナーに最も馴染みがあり文字通り、着地の際にかかとから着地する走り方です。
ミッドフットは、足裏全体を使って着地する方法です。
フォアフットは、フォアフット(前足部)から着地する走法です。マラソンや陸上長距離走で圧倒的な強さを誇るケニアやエチオピアの選手はほとんどがフォアフット走法です。この走法は、脚の腱(バネ)を利用して走るという特徴があり、アキレス腱が長い特性を持つアフリカの選手にとって理想的な走り方です。
この記事を表でまとめるとこうなります。
かかと着地は悪いのか?
そもそも、かかと着地は良くないのでしょうか?
かかと着地は地面からの衝撃がミッドフットやフォアフットに比べて大きい
って、近年(10年ほど前か?)になって言われてきました。そして、こうも言われます。
かかと着地は、膝を痛める
しかし、こうも言われています。
脚を前に振り出すかかと着地は良くないが、身体の真下で着地するなら問題ない!
ランニングコーチの金哲彦さんや中野ジェームス修一さんは、かかと着地を推奨しています。
ストライドが伸びるほどふくらはぎに負担がかかる
ランニングは瞬間的に両足が空中にあります。ストライドが伸びれば伸びるほど地面を蹴ってます。(地面を強く蹴ることでストライドが伸びる)
地面を強く蹴れば蹴るほどふくらはぎに負担がかかると思われます。
なので、僕のようにふくらはぎに不安がある人は、ピッチ幅が狭いピッチ走法がいいと思いますね。
ウォーキングだとふくらはぎは全然モンダイない
僕はよく速歩をするのですが、その時、ふくらはぎは痛みません。9キロを80分ほどの速歩をすることもありますが、ふくらはぎはまったく大丈夫です。
ウォーキングの場合、かならず『かかと着地』になります。まず、このかかと着地がフォアフットに比べてふくらはぎには負担がかかりにくいことは確かだと思います。
次に、地面を蹴る行為がふくらはぎに負担がかかりそうですが・・・
ウォーキングは、必ず片方の足が地面についています。右足を前に出したときは左足は地面に接したまま。右足がかかと着地をして、体重がつま先のほうに乗るころ左足を地面から離します。
よって、蹴る行為もウォーキングは少ないと思われ、ふくらはぎへの負担が少ないと思われます。
ふくらはぎの鍛え方(我流)
ふくらはぎを鍛えておく必要もあるでしょう。すぐに考えつくのがカーフレイズです。
しかし、それよりも手軽に鍛える方法を見つけました。
それは、家の中でフォアフット歩きすることです。
家の中でもトイレに行くなど、なんだかんだ歩いています。その時に、かかとを着けずに歩くのです。これなら特に筋トレせずに毎日出来ます。
無理せずに毎日続けられる。なかなか良い方法を見つけたと自画自賛してます^^;
ふくらはぎを痛めている人は
僕のように走っていて数キロたつとふくらはぎが硬くなるなどの故障を持っている人は、かかと着地に切り替えたほうがいいでしょう。
僕は、ふくらはぎがほぼ完治したらミッドフットに挑戦するつもりです。
まとめ(ふくらはぎの負担を軽くする)
・かかと着地が望ましい
・ストライドを伸ばさずピッチ走法にする
・身体の真下で着地する
・家の中ではフォアフット歩き(ふくらはぎを鍛える)