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ネイチャーエデュケーション

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幼児がいきいきと身近な自然の中で遊び、遊びの中から未来に必要な能力を育んでいく手法「ネイチャーエデュケーション」のノウハウの共有とプロジェクトを進めていくための基礎編
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記事一覧

スピードと発見の関係性

子ども達は疾走感が大好物多くの子ども達は、自然の中を走るのが大好きです。 普段、園庭や道…

幼児は”集中できない”のではなく、”集中したくない”だけ。

”できない”と”したくない”はまったく違うもの「幼児は集中力がまだない」という言葉をよく…

材料と素材を使い分けよう

幼児と自然の中で遊んでいると、子供たちはよく木の枝を拾って振り回す。また、草花を摘んだり…

子どもにとって多数決は民主主義か?

多数決ならみんな納得するに決まってる?幼児とグループ活動をしていると、多数の選択肢の中か…

衝動

おりこうさん 大人も子どもも、一流企業のひとも、僕のようなひとり社長のひとも、フリーで活…

次のステージは緊張と成長の種

先日、お世話になっている保育園の最後の活動が終わりました。 毎回楽しみにしている彼らの卒…

公園での遊びで子どもの「やだ」には「静」と「動」のカラクリを知ることが重要

子ども達と公園に遊びに行って、親や指導者の方達は子ども達に楽しい時間を過ごしてもらいたいと思い、色々な提案をします。 でも、どんな提案をしても「やだ」という反応が来てしまうことも…。これを解決するためには子どもの「静」と「動」の欲求を理解することが解決の糸口になります。 「静」と「動」子どもは、ひとくちに「遊び」といっても、いろいろは遊びがあります。昆虫採集、花で色水づくり…と種類を挙げたら膨大な数になりますが、ざっくりと仕分け作業をすると「静」と「動」に分けることができ

子どもが新しい世界に興味を持つきかっけは”大人のアプローチ方法”にあり

「うちの(家の / クラスの)子ども達は、自分が好きな事には集中するけど、そうでないとまっ…

「つくる」を考えてみる

こどもは「つくる」のが大好き。 子どもの頃を思い出しても、自分の子どもをみても、幼児教育…

近道だけがベストではない。「道草食いニスト」になろう。

道草を食う「道草を食う」の語源は、馬が旅路で道端の草を食べていて、進行が遅れてしまうこと…

自然あそびで子どもの非認知能力が育つ

「自然あそびで子どもの非認知能力が育つ」が発売されました。この本には、僕の15年以上の経験…

こどもの遊びには、「静」と「動」のふたつがある。”今”子どもはどっちを求めている…

おとな:「みんなで木登りしようか?」 こども:「やだーやりたくない」 おとな:「みんなでテ…

公園で自然遊びをするなら、まず”キワ”へ行こう!あそこは生き物の集合住宅だ!

「子どもと自然遊びをしたいけど、近所には自然が豊富な公園がないんです…。」という質問を幼…

足の指が使えているか?

年長さんへの課題として、とある園では竹登りをします。 色々な要因はありますが、登れるか?登れないか?の分かれ道は「足の指」にあります。足の指をぐっと食いしばれる子供はたいがい登れるようになります。でも、足の指が上手に使えない子供はなかなかのぼれるようにならないのです。 足の指を使うことの大切さ15年ほど見守り続けてきてやっと気づきました。通常竹登りを大人がするときは、どれだけ太くても太ももなどの摩擦を使えば登りやすい。でも、幼児にとっての竹は太すぎてそういった登り方をするの