子育ては趣味みたいなもの
先日、時間術の講座に参加しました。
子どもがいて自分の思うように時間が使えないという悩みを話した時の講師の方の答えがとても記憶に残っています。「子育ては趣味みたいなものと思ってやってみたらいかがですか」ということです。私がやらないと子どもは困るだろうしと思ってやっていたけれど、よく考えてみるとやらなくても別に困らないこともあるとわかったのです。
例えば、昨日長男に「家族みんなで公園へ行こうよ」と言われました。夫は「僕が連れていくから一人で好きなことをしていていいよ」と言いました。 でも私は一緒に行くことを選びました。
それは歳の差がある3人の子どもを育てる中で、子ども達全員が一緒に公園で遊ぶような期間はそう長くはない貴重な時間だと考えていたからです。そう考えると、子どもと公園へ行くことは義務ではなくて、完全に私が自分の喜びのためにやっていることだなと自覚することができました。
全てのことはそうなのかもしれません。そして同じことをするのでも、これをやらなければいけないという義務感ですることよりも、「私は自分にとってこのことが大切で、自分で選択して行っているんだ」と思った方が、ずっと幸せにそれをできるということを感じました。
この講座で一番最初に言われたことは、「あなたは何のために時間を有効に使いたいと思っているのですか」という問いかけでした。その時は好きなことをたくさんやりたいからだと自分の中に回答しました。 でも今日公園へ行った自分を通して思ったのは、私は何が自分にとって本当に好きなことか、まだ見極められていないかもしれないということでした。
自分にとって好きなものに自覚的になって、自分のしていることは選択の結果なんだということを忘れずに、慌ただしくも幸せな今のひとときを大切にしたいです。
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