拝啓 : 自称サバサバ系上司へ

あなたのおかげで、
社会には、

物事を穏便に済ませること、
納得がいかなくとも
我慢しなければならないこと、
嘘をつかなければならないこと、

があることを知りました。

しかし、いくらあなたのことを憎んでも、
何かが変わるわけではないので
自分がやりたいことを考えて
みることにしました。

自粛前、
わたしの生活は乱れていました。

肌はできものだらけ。
鼻周りは白い角栓だらけ。
体は毎日重く、起きるのも苦痛。
1日中寝る日も多かったです。

1時間前に起きてバタバタ。
電車のなかで、最寄りが近づくにつれ
キリキリと痛む胃。
あなたに会うのが苦痛で苦痛で、
ため息ばかりついていました。
仕事は抜け漏れが多く、よく
あなたに怒られていましたね。

すべてあなたのせいだと思っていました。
もちろん、あなたのせいではありますが、
その環境を理解した上で自らを
ぼろぼろにしていたのは私だと
気が付きました。

自分を大切にしよう。

そう思って、
筋トレと糖質制限を始めました。

最初は本当にしんどかったけれど、
気がついたらやらないと気持ちが
悪くなってくるようになりました。

そして気がついたら
体重が8キロ減っていました。

以前よりも体力がつき、
仕事の負荷が少なくなりました。

安定して仕事がこなせるようになると
少し自信がつくようになりました。

あなたの嫌味や、心ない言葉も
無視できるくらい
少し心が落ち着いたんです。

わたしは自分自身をまた
守れる術を知りました。

色々教えてくれるあなたに、
日々感謝を申し上げます。

ハルパサ

敬具