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海のことば、空のいろ

少し深めのエッセイ。創作にまつわるエピソード。時々、小説。 海の傍で生きてきた私のなかにある、たくさんの“いろ”と“ことば”たち。より自然体で紡いでいけたら、と思います。
いつもより深めのエッセイ、創作インスピレーション、創作小説等を月4本以上、ランダムにお届けします。…
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2020年8月の記事一覧

【安全基地の中で】

真っ青な空に浮かぶ入道雲が、風に乗ってぐんぐんと目の前に迫ってきます。そんな風景を眺めな…

碧月はる
4年前
65

私の文章が必要ない世界のほうが、きっと正しい。

昔から大好きなアーティストがいる。 Coccoというその人は、歌だけに留まらず演技や絵画、絵本…

200
碧月はる
4年前
62

苦しいものを背負わせるために産んだんじゃない。

「その薬は、お母さんを元気にしてくれる薬なの?」 純粋な疑問をまっすぐにぶつけられたとき…

200
碧月はる
4年前
38

それさえ叶えてくれたら、もう他には、何も要らないから。

「お母さん、覚えてないの?」 「おかあさん、わすれんぼうだなぁ」 長男の声は、不安そうだ…

200
碧月はる
4年前
36

いつか、必ず。

テトラポットの端のほうで、4人くらいの男性が釣竿を手に海を眺めている。釣りをする人は、お…

200
碧月はる
4年前
24