【連載】月1鍼灸マニア〜#9不安を抑える漢方のおかげでのぼせが減ったかも。〜
こんにちは。
春野太陽です。
今月も始まりました、【月1鍼灸マニア】。
12月分の施術予約を受け終えたので
またそこで得られた私の体調の変化のことなど
鍼灸の知識を共有させてもらいます。
実は前回の11月の私、
かなーりお腹は冷えていて
かなーり頭は暑くなっていました。
実際に、冷えによる腹痛や下痢、暖房の暑さによるのぼせは
冬の季節の私の諸症状になってきます。
ただ、今回の施術中にこの1ヶ月を振り返ると、
「先生、そういえば今月は下痢もなかったし、
のぼせておでこに湿布貼るような頻度もかなり
減ってました。」
という話に。
そしてまた、【なぜ改善されたのか】と
ふと考えを巡らしていると
1つの大事なことを思い出しました。
「1ヶ月前から精神科で新しく処方してもらった
ツムラの漢方103番 酸棗仁湯(さんそうにんとう)。
あれがもしかしたら、めっちゃ合ってるのかも!
不安を抑えるために処方されたやつだけど、
身体の余分な熱もとってくれてるのかも。」
そんなことをまた鍼灸師さんに伝えると、
「それはきっとそうだわ!
だって前回、その処方された漢方を検索してみたら【心(シン)】に作用するものってあったもんね!
のぼせと冷えって、そもそも【火】と【水】の作用のバランスが大きいのだけど、
【火】と【水】っていわば【心(シン)】と【腎(ジン)】なわけだから。
私は、腎(ジン)が弱いのを注目してそこをメインに治療をしているけど、
漢方が心(シン)の弱いのを回復させてくれてて、
そのどっちもがうまく働いて、
火がボーボー燃えすぎて気が昇っているのを
水がうまく抑えてくれるようになったのかも。
飲んでて気持ち悪くなるとかもないんでしょ?
すごく合う漢方が見つかったのかもね!」
とのことでした。
主治医は、私が薬の副作用による頭痛を訴えた際
『この少ない量の薬でそれだけの副作用が出るとは、かなり敏感な体質ですね。』
と気づいてくださり、
その経緯で
『薬は錠数減らして漢方1種類入れてみましょう』
と提案してくださいました。
そこに注目してくれる医師は今までいなかったので
非常に助かりました。
そんな感じで、今月の鍼灸では、
【不安を抑えるための漢方薬を飲んでいたら、いつの間にかのぼせも改善してたよ⭐︎】
という報告と東洋医学的な原理のお話でした!
年末年始はこのまま安定した体調で迎えられますように。
それでは、連載で会えるのは来年一月ということで、
ひと足早く。良いお年を!!
2023.12.3(Sun)
春野太陽