わたしの一人時間が多いのは友達が少ないから
最近気づいた。わたしは一人で過ごす時間が多すぎる。
決して一人時間が嫌いなわけではない。むしろ好きだし、誰にも気を使わないで済むからとても楽。
それに一人だからこそ楽しめたり集中できることもある。
例えば、
・読書をする
・日記やnoteを書く
・勉強をする
・筋トレをする
とか。
でも「わたしは圧倒的に一人時間が好き。一人でいたい。」と思い込んでいたところもあると思う。
なんでそう思い込んでいたんだろう。
一般的にHSPの人は集団よりも静かに一人で過ごすことを好む傾向があるから、「自分もHSPだから絶対に一人が好きなんだ!」と思い込んでいたのかもしれない。
でも一番の理由は、「自分には気の合う友達が少ない、という引け目を覆い隠すため」だったんだと思う。
認めたくないけど、これが本当のところ。
友達との時間を大切にする恋人
恋人はわたしよりも友達が多くて会う頻度も高い。恋人に友達との予定があって別行動になる日は、わたしは手持ち無沙汰になることが多い。
その時に一人時間を楽しんでいるかといえば、退屈や寂しさを感じていることの方が多い。
一人でい過ぎるとつい色んなことを考えすぎて、気持ちが暗くなったり先のことに不安を感じてしまったり。
「わたしにも定期的に会いたいと思い合える友達がもう少しいたらいいのにな。誰かと一緒に過ごす時間を、わたしももっと持ちたい。」
恋人への羨ましさから、そんな風に思っている自分に気づいた。
一人じゃない時間をつくるのって難しい
じゃあ友達と過ごす時間をもっとつくったらいいじゃん!となるのだけれど、誰かと一緒に過ごす時間をつくるのって案外難しい。
一緒に過ごす相手が必要
なんにせよここが大事なんだろうけど、まず悲しいことにわたしは友達が少ない。
地元は遠いし、環境やライフステージの変化から疎遠になってしまった友達もいる。
SNSで繋がっているだけという人を除けば、今も個人的に連絡をとっている友達って10人くらいなんじゃないかと思う。
相手と予定を合わせなくちゃならない
周りの友達の結婚や出産、引越しなどで、昔のように時間と場所を合わせることが難しくなりつつある。
「この日空いてる?」「旦那さんが〇〇で空いてない」というやりとりはよくあること。
ああ。これがアラウンドサーティー。
女性って30代でライフステージや人生の方向の違いから友達関係が変わってくるというけれど、これかあ。
大人になったんだなあと思うと同時に、ちょっと寂しくも感じる。
コロナによって会える人に制限ができた
わたしの会社は去年の2月から在宅勤務に変わり、会社の同僚や上司という「知人」に区分される人(この書き方なんだか冷たいな・・)と接する機会が激減してしまった。
それまでは仕事中に少し雑談したり、一緒にランチや呑みに行く機会があったけど、もう長いことパソコン越しにしか会えていない。
コロナになる前は、そうやって知人と接する機会が多かったから、友達が少ないことにあまり気づかなかったし、気にもならなかった。
でも今はコロナ禍で友達と会えないくらいなのだから、ましてや知人とはもっと会えない。
人間関係が限定されて、初めて自分の友達の少なさが浮き彫りになったように思う。
友達がほしい
つまりはこれに尽きる。
でも分からないことがある。
「友達ってどうやってつくるんだ?😂」
学生の時のようにクラス替えや進学で新しい人と出会う機会があるわけでもない。
これからライフステージや仕事に変化が生まれ出すアラサーというお年頃。
ましてやコロナ禍。
不思議。子どもの頃は自然にできたのに、大人になってできなくなった。
友達ってどうやってつくるんだろう?
そうやって悶々と考える日。
気の合う友達とお茶をする自分の姿を想像しながら、わたしは今日も一人時間を過ごす。