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絶食後の腸の話
先日、母が入院。
「絶食」の期間は2日でしたが、
食事を食べなかった時(ファスティングなどでも)
腸はどんな状態になるか?
入院していると、食事のコントロールは
こちらでできません・・・
高齢という事もあり
「内緒でサプリを盛る」ことができないので
そこは潔く諦め(笑)
(病院の食事は、手術に向けて、とか
回復を早めるなどは期待はできないと
残念ながら思うのが本音です。)
退院する際に血液検査をもらって状態を把握し、
腸に負担の無いように、
でもしっかりと栄養素を入れる。
こんな時、本当に分子栄養学を学んでいて
良かった、と思う瞬間です。
絶食後の腸。
小腸の栄養素を吸収するための『絨毛』が衰えます。
腸粘膜の萎縮みたいなもん。
点滴で栄養を入れていても同じ。
口から(経口)入ってこない状態だと絨毛が衰えて
「リーキーガット」のリスクも倍増。
元々「その毛」があれば
あっという間かもしれません。
退院する際に言われたのは
消化の良いうどんやお粥メインで。
食べやすい、柔らかいと消化しやすいはまた別物。
今回私は消化を助ける
*梅干し
*大根おろし
*キウイ
など使いました。
消化酵素の補助になります。
リーキーガットのリスクを考えたら
うどんはあまり入れたくない。(グルテン)
グルテンはリーキーガットを引き起こしやすいです。
動物性のタンパク質も直後は控えたい。
しかし!
タンパク質は負担なくなるべく早く補給はしたい。
お出汁たっぷりでスープメインに。
大根おろしを消化のために。
具沢山のお味噌汁が活躍しました。
(具材は煮込んで柔らかく)
観察していると、
顔色や唇の色がよくってきて
(退院3日後から)
指先足先の冷えもなくなってきました。
病院から栄養の話は特になかったけれど
知っていると全然違うのにな・・
断食、ファスティング
そんな後は『腸粘膜』が萎縮する。
グルテンや動物性タンパク質は
最低3日くらい控えて整えてから、
と知っておくと良いですよ!
腸は大切です(^^)