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肩の荷が降りた瞬間

2022.1.25 Tue

働くことに対して、構え過ぎていたのかもしれない。

今日、インターン先の先輩の方とお話していて、自分が思ったこと。

朝から電車の中で自律神経の本を読み、スマホを見る時間を減らしたり、水を飲むようにしたり、コンディションを上げるための手段を行った。

最近、情緒が不安定になっているのを自分でも実感していて、それを少しでも良くしたいと思っての行動だった。

もちろん効果はあったと思うし、気分も良かった。

そんな中、出勤時間より早くオフィスに着き、同じく早く来て作業をしていた先輩の方とお話ししていた時、ハッとすることを言っていた。

「仕事をすることって自分の知っている世界が広がることで、クライアントやお客さんとの交流をキッカケに新たな知識をインプットでき、それをアウトプットできる最高の学びの機会になる。
こうやって学ぶ目的があった上で勉強できる機会があることが仕事の魅力でもあるし、そんな学びの機会がこの会社は多いし、必ず成長できると思う。
だから〇〇君のこれからの成長もすごく楽しみだよ!」

そうか、そうだよなぁ。

こんな恵まれた環境ってないよな。

仕事はさせられることであり、自分の自由を奪われるものって思ってたのかもしれない。

そういう視点もあるんだ。

自分にとってその人の言葉や考え方の視点は、目から鱗だった。

そして何よりも、そんな考えをもってポジティブに働いている先輩がいるこの会社は素晴らしいなって思えた。

よく考えれば、この会社の人たちはみんなポジティブで良い人ばかりだ。

いつも自分に優しく接してくれるし、思いやりのある人ばかりだ。

いつも感謝を伝えてくれる。

本当に人として素晴らしい人たちが集まっている環境だと思う。

だからなのかもしれない。

最近、自分も人に感謝を伝えることが増えたと思うし、感謝を伝える意識をするようになったと自覚している。


自律神経や脳の勉強をして自分のコンディションをあげようとすることももちろん大切だけど、それが目的になってはいけないんだ。

大切なのは、どんな形であれ、最終的に自分が成長できる行動や思考をもってたくさんの経験を積むこと。

そのための手段としてコンディションを整え、自律神経を整えることが必要になってくる。

目的と手段を履き違えてはいけない。

最近の自分は、仕事をネガティブに捉えてしまっていた。仕事で成果を出すために、コンディションや自律神経を整えないといけない。だからコンディションと自律神経を整えることばかりに注視してしまっていた。

そもそもなんで仕事することをネガティブに捉えていたのだろう。

先輩のようにポジティブに捉えることだってできるはずなのに。

そこは別に間違いではないけど、改善したいと思っていたなら盲点になっていたポイントだった。

どんな時も視野が広く、多角的に考えられる人でありたい。

「仕事で大変な時もあるけど、家に帰って娘と遊んでいるだけで癒されるし、頑張ろうって思えるんだよ」

先輩の毎日を頑張れるエネルギーの源だそうだ。

自分にだってエネルギーの源はある。

彼女という源があることも自分にとってありがたいことだ。

考え方や捉え方が変わっただけで、なんかすごく楽になったし、仕事することが楽しみに思えてきた。

それは、今まで自分で勝手に抱え込んでいた重たい荷物がふっと軽くなった瞬間でもあった。

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