見出し画像

行動できないときあるよね

こんばんは。
キャリアコンサルタントの小川はる子です。

本日のテーマは、
「行動できないときあるよね」にしました。

今日は、行動しないと何も変わらないよ!やるの?やらないの?という話はしません。そういう時もあるよね・・・そういう時ってどんな時だろう?・・・どうやって越えているだろう?と考えてみました。

◆行動できないときの思考(私の場合)
いわゆる「わかっちゃいるけど・・・行動できない」とき、どんなことを考えているか挙げてみました。行動しないと解消しないのはわかっていても、そこに至るまでにいろいろ浮かぶんですよね。ピンっときたらパッと行動する派ですが・・・行動できない時もあります。むしろ全然ある。そういう時、やらないとだめだよ!と鼓舞するのもいいけれど、自分の心に寄り添ってあげたい。

①どこから始めたらいいかわからない
②ちょっと調べてみたけれど途方もない
③自信がない
④やることはわかるけれど気持ちが乗らない
⑤腑に落ちていない
⑥シンプルに腰が重い
⑦とても苦手
⑧やりたいことのはずなのに失敗したくない

◆行動できないを、行動したくなるにする
毎回、ここまで丁寧に時間をかけているかは懐疑的ですが・・・気合いでどうにかしたくない時(私にはよくあります)このようなSTEPを踏んでいる気がします。実際のところは、かなり高速で(笑)だけれど、自分の気持ちを雑に扱わない。その処方箋をシェアしてみますね。

STEP① 肯定的に受け止める
行動できない理由を、思いつく限り書き出す。
泣き言でも、言い訳でも、怒りでも、なんでもいいんです。
湧き上がってきた気持ちを、肯定的に受け止めてあげる。
PCのメモ帳でもいいですし、手書きが好きな方は、紙に書き出してみるのがおすすめです。言葉が乱れても、文字が乱れても、OK。誰にも見せません。一旦、吐き出してしまいましょう。そして最後に「そうか。私はそう思ったんだね。」と言葉がけをします。

STEP② 反論(別の見方)をしてみる
STEP①で書き出したことについて、赤字で反論(別の見方)を書いていきます。「それって本当?」という気持ちで、書き出したことを見つめてみます。反論を書くのは、思いついたところだけでOKです。STEP①のあと、コーヒーブレイクしてからやってみるのも良し。自分の気持ちに対して、別の見方ができないか?検討してみるんです。この作業をしていると、少しずつ客観的になり、気持ちも落ち着いてきますよ。

例)◎◎さんに頼みにくい、きっと嫌な顔をするだろう・・・だから怖い
  →◎◎さんでなくてもお願いできる人はいないかな?
  →断られた時のプランBを用意するのはどうかな?
  →どうして◎◎さんに依頼するんだっけ?

STEP③ 乗り切るための工夫たち
STEP②までできたら、その中から、今できる一番小さな行動からできるのが良いですが・・・それでも、行動できないときには、乗り切るための工夫を凝らします。私がしている工夫の一部を書いてみました。

・どうしてその行動が必要なのか?洗い出す(必要性を上げる)
・その物事の全体像を洗い出す(項目が多すぎて混乱→整理する)
・シンプルに相談する(物事の解像度を上げる)
・行動しない場合のことを想像してみる(成果に影響するか否か)
・重く考えすぎてはいないか?逆説的に考えてみる(ひっくり返して見る)
・本当にやるべきことなのか?(もう一度ひっくり返して見る)
・別のやり方はないのか?(方法は1つではない)
・避けて通れない場合は、何も考えずにただ作業としてやってしまう(処理)
・お楽しみとセットにする(これを乗り切ったら季節限定のフラペチーノ飲むぞ)
・それでも行動したくないときは、いったん離れてみる(時間薬を使う)

例えば、相談する相手にうまく伝えられないのが、行動できない要因であれば・・・まずは、何を相談したいのか整理してみる。そうすると、自分がなにに困っていて、相手にどんなことをしてほしいのか明らかになります。そのメモを握りしめて、なんならそのメモを見ながら、見せながら相談するのもありです。スラスラ話せることよりも、初期段階ではスピードや量が求められていることもあります。相談スピードや量が増えれば、いずれスラスラ的確に伝えられるようになるはず。

転職活動の時もそうです。自分でやると決めたものの、なかなか履歴書・職務経歴書が進まなかったり。求人票を眺めるのも、なんだか難しかったり。SNSを見ていると、みんなイキイキ働いている(ように見えて)みんなどんどん行動している(ように見えて)自分は転職できるんだろうか?この選択でよかったんだろうか?不安に駆られることもあるでしょう。そういう時は、キャリアコンサルタントに相談してみるのもいいですね。キャリア相談は、はっきりした相談でなくてもいいんです。相談を通じて、そのモヤモヤを明らかにしていく相談もあり。上手にプロに頼ることも、1つの選択肢として覚えておいてくださいね。

今回ちょっと思うところがあり、この記事を書きました。いつもは1,200文字くらいですが、あっという間に2,000文字越え。届けたい人がいると、こんなにもどんどん書けるものなんですね。
必要としてくれる人に届きますように。

それではまたお会いしましょう。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?