ゆっくり味わう
こんばんは。
キャリアコンサルタントの小川はる子です。
今日のテーマは、
「ゆっくり味わう」にしました。
ちょっと遅めの夏休み第一弾をとっています。
いつも以上に、ゆったりのんびりとした記事になりそうです。
仕事の流れから抜け出して、いつもとちがうリズムに浸る。
重い腰を上げて、いつか行きたい、いつか味わいたい、いつかのいつかを叶える。
すぐには、仕事から抜け出せなくても、意図的にいつもとちがうを取り込むことで、少しずつ日々の溜まった疲れや、心の澱がゆっくり動いていく気がします。
米不足が言われるようになってから、そうなるとなぜかお米が食べたくなる・・・お米が美味しくて仕方ない。そんなきっかけから、食生活の見直しが始まりました。土鍋で炊いて、シンプルなご飯のお供で食べる。そこに具沢山のお味噌汁があるだけで、こんなに幸せなのかと。夏の間、なんとなく食べることがおざなりだったように思う。本当は、こういう食事を欲していたようです。すべてを丁寧には、なかなか難しいけれど、体が欲しているものをきちんと取る。お米をしっかり食べるようになり、間食も明らかに減りました。少しだけ間食を取ることで、しっかり満足できるようになる。これは大きな収穫です。
せっかくの夏休みなので、いつか行ってみたいお食事処に、ランチチケットを買い求めて行きました。食生活を見直す中で、いつか味わってみたいをすぐに叶えたい。そんな気持ちが沸々湧いてきました。途中下車を挟みながら、縁もゆかりもない土地へ。ランチのためだけにいく。もうこれ自体がレジャー。お目当ての食事処では、食の体験ができました。誰かが手をかけてくれた食事をいただく。これもまた食生活の見直し。香り、食感、季節、食材の味わい。心も体も喜ぶ。自分がどういうものが好みなのか、豊かな食事だけでなく、接客や空間も含めて心地よさを感じるだなとか。ただただ、目の前の食事に向き合っって、美味しい美味しいといただく幸せ。
すごく贅沢なものが欲しいのではなくて、自分の美味しいをしっかり味わいたい。それが自分で作れることも幸せですし、誰かの手によりつくられたものもまた自分を豊かにしてくれます。片手間に食事をするのではなく、きちんと食事と向き合う。日々のことに流されて、いろいろ考えすぎていたな・・・と思います。なにかを常に詰め込んでいたら、いいアイディアは浮かばない。だからこそ、意識的に、食生活だけでなく、散歩やストレッチ、心と体の休息など、余白をつくろう。夏休みが教えてくれた、さまざまなことの回転数を下げて、目の前のことをゆっくり味わうことが、次の原動力になるのかもしれません。
それではまたお会いしましょう。