着の身気ままにニュージーランド vol.5 ~授業と朝、バターの味~
朝6時に起きて部屋のドアを開けたら、隣の部屋で暮らすミシェルに初めて会った。ホストマザーであるシェリーンの友人だ。さっぱりと短くそろえた金髪、白い肌に青い目、鼻が高く大柄のミシェルは、階段を降りるところだった。私を見て「おはよう、よろしくね」と軽やかなイギリス英語で言い残し、まだ日が昇る前に仕事へと向かっていった。
身支度をして、シェリーンの言ってくれた通り昨日の夕飯の残りをタッパーに詰めさせてもらってお弁当に。それから湯を沸かしコーヒーを用意して(インスタント)、焼いたト