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今週の読書録

今週は小説や実用書3冊を読了。

菜の花食堂のささやかな事件簿 木曜日のカフェタイム

碧野圭さんの「菜の花食堂のささやかな事件簿」シリーズ最新刊。
気づけば早くも5巻目。
今回は、靖子先生の推理もライトで、これまでよりもやや恋愛要素の強めの本作。

友人以上恋人未満のあの二人の関係にも変化が生じる本作。
相変わらず一種類のお野菜を多様な調理方法で変身させるアイデアは、文字として読んでいるだけでも楽しめる内容です。
読むとお野菜が食べたくなる作品です。

おいしい料理と謎解きは相性抜群!?
大人気のハートフルミステリー!


「あの、ランチが終わったら、ちょっと話を聞いてもらってもいいですか?」
おいしいくて新鮮な野菜たっぷりの料理が評判の菜の花食堂は、"地元の逸品"に選ばれた瓶詰や予約制のディナーも評判の人気店。
オーナーの靖子先生は今日もおいしい料理を作りながら、誰かが抱えた秘密を見抜いて心配ごとでいっぱいの気持ちを癒してくれる──。
食べ物屋さんのご主人がお弁当を買いに来るのはなぜ?
頻発する空き巣事件に目撃者がいない理由は?
小さな食堂と料理教室を舞台に『書店ガール』の著者が描き出す、やさしくてほろ苦い日常ミステリー、待望の第五弾!

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八本目の槍

今村翔吾さんの『八本目の槍』は戦国時代がお好きな方におすすめの短編小説。
佐吉こと石田三成の生涯を小姓仲間でもある盟友「賤ケ岳七本槍」の眼を通して語られる作品。
7人の回想から浮かび上がる姿にこみ上げるものがあります。

加藤清正や福島正則などの大河ドラマでも目にする人物からあまり知られていない人物まで。
人の数だけ物語があることを再認識する作品です。

直木賞作家が描く
新・石田三成!


安土桃山時代の見方が変わる! 誰も書かなかった三成が、ここにいる!
盟友「賤ケ岳七本槍」の眼を通して、浮かび上がる三成の真の姿とは。
過酷な運命を背負った七本槍たちの葛藤、三成との相克そして信頼が、巧みな構成のなかに描かれ、三成の言葉には、千年先を見通した新しき世への希望が滲む。はたして、戦国随一の智謀の男は、何を考え何を思い描いていたのか。
凄まじき〝理〟と熱き〝情〟で、戦国の世に唯一無二の輝きを放った武将の姿を、史実の深い読みと大胆な想像力で描く傑作。吉川英治文学新人賞受賞。

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仕事と人生に効く 教養としての紅茶

『仕事と人生に効く 教養としての紅茶』は、先月の紅茶月間にあわせて手にした一冊。

紅茶にまつわる歴史や習慣など広範囲な知識が集約されているThe ガイドブック。
紅茶好きはもちろん歴史好きにも楽しめる内容なので、海外旅行のしにくいときには読むと心が旅することを求めてしまうような本です。

佐藤優氏推薦!「総合アートとしての紅茶のすごさに圧倒された。」 国内外の紅茶を五感で堪能してきた「ティースペシャリスト」が教えるお茶の歴史・文化・マナー 

「紅茶はビジネスエリートが身につけたい総合アート」と称されるように、紅茶の背景には、国ごとに培われてきた文化、芸術、宗教、交易の歴史から、植民地抗争や独立戦争、民族や奴隷問題、政治経済情勢まで、国際人として知っておくべきグローバルな知見が網羅されています。ロンドンの金融シティで活躍するエグゼクティブにとっては、ティータイムが政治や社交、ビジネスの交渉の場としても用いられているほどです。
また、イギリスの紅茶文化であるアフタヌーンティーは、まさに五感で愉しむ「生活芸術」。単に美味しい紅茶とお菓子を味わうグルメではなく、建築様式やインテリア、陶磁器や銀器、カトラリーやリネン、絵画、庭園、音楽などを、トータルで味わう「暮らしの中に息づくアート」といえるでしょう。
本書では、テレビや雑誌等で話題を集める「紅茶の専門家」が、ビジネスに活かせてかつ、生活に彩りをもたらす紅茶の知識と知恵、そして愉しみ方をわかりやすく教えます。さらに教養×人間力を兼ね備えた「バトラー猫」があなたの学びをサポート。歴史、地理、アートを中心に「1ページに3つ以上のインテリジェンス」を提供します。これまで紅茶のことをよく知らなかった方、すぐにできる趣味を探している方、そして紅茶を通して教養を身につけたい方に向けた、古今東西のティーワールドを愉しめる唯一無二の「紅茶エンターテインメント」。

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春賀
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