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愛を受けとっているか

「おみせやさんのひと、『だいじょうぶ?』って、とってもやさしくきいてくれたの!」

5歳の娘が、

スタッフの人に声をかけられたと話してきた。


さすが、スタバ。

雨が降っていたため、子ども達がすぐ車に乗れるよう、車を移動させた1、2分の間に、
そんなやりとりが交わされていたらしい。


最近、

公園に併設されたスタバがお気に入りだ。

Xには投稿したが、
こちらのオコジョ&シマエナガのタンブラーとは、そのスタバで、運命的な出会いを果たした。

12月も終わりに差し掛かる頃、

なんとなく、タンブラーが欲しいなと思って

ふらっとそのスタバに寄った。


タンブラーが置いてある棚を眺めていると、

『こちら、今日から販売のものなんです』

と、店員さんに話しかけられた。


見ると、薄紫と水色のキレイなグラデーション。

しかも、私の好きな小動物もふもふ系が描かれている…!!


心が躍った。

(これか!タンブラーに出会わせて貰えた、
 奇跡だ!)


私は、これを奇跡と捉えた。


だって、『タンブラーを買いたい』と思ったら、
『店員さんに話しかけてもらえて』

『可愛さとともに機能性などの価値を確かめられて』

『タンブラーを買えた』んだよ?

これを、奇跡と言わず、なんという。



しかも、お会計する時に、さらに興奮した。


なんと、次回から使える、

『1000円クーポン』

が出たのだ!

なんという大盤振る舞い!


思わず聴いてしまった。

「嬉しい!
 これ、よく出る(クーポン)んですか?」

「こちらは、タンブラーをお買い上げいただいたお客様に、お渡しさせていただいています(*^^*)」



へえー!

知らなかった、ヤッター!



そのクーポンを、パパに渡すか、自分で使うかは、あとでホクホクしながら考えることにした。


こうして、

このスタバは、私のラッキースポットになった。



それからというもの、

公園に遊びに行く度に、

自分へのご褒美として、ベリー系のティーを頼んでいる。


子ども達は、というと、

キッズココア220円を愛飲している。




子どもの時から、スタバに親しむことができるとは

いいキャリア教育だなあ

なんて考えながら、


また今日も、

まだ11ヶ月の赤ん坊をお腹に抱えて、

お兄ちゃんお姉ちゃん分のキッズココアと、

私のティー、

そして、チーズケーキを注文。



美味しいねえ、

と、

1つのチーズケーキを3人で仲良く分ける。



こうして、幸せな時間を過ごさせて貰えているのは、

提供してくれる方々がいるからだ。

お店があるからだ。

そして、一緒に食べてくれる家族がいるからだ。



こうした、

小さな小さな発見を、

日々繰り返している。


それはつまり、

「愛を受け取っている自分」 を、

認識している、ということ。


今まで、

「愛」を感じてこなかった自分だからこそ、

この、まるで180度違う、

温かな感覚が愛おしい。


だけど、

目の前の子どもたちは、

もうすでに、「愛を受け取っている」

店員さんとの愛のコミュニケーションも楽しんでいる。



私の幼少期とは、まるで、違う。

だから、良かった。

私は、我が子たちの姿を見て、思う。


「負の連鎖を、とめた」──と。


これからのこの子たちの時代には、


幼少期から、明るく、眩しく、

魂を輝かせて生きることが、

当たり前になっていくだろう。


その前の私たち親世代は、

もしかしたら。

最後の、マイナスからプラスへ転じる大仕事を成し遂げた勇者になるのかもしれない。


それでいい。

苦しむのは、私たち親世代で終わりにしよう。


子ども達の世代では、

『子育て』は幸せなことだと

当たり前に思える世界を創ろう。




家に帰ってきて、

息子にこんな問いを投げかけた。


「ねえ、息子くんは、自分のこと、好き?」


「え? 好きだよ!!」


快活な答えが返ってきた。


そう、この方向なんだ。

私の目指したかったものは。


「さすがー!」

私は、息子に微笑みかけながら、

「ほらね、こういう風に、自分を輝かせて生きられる子を増やしたいんだ。
 それは、お母さんががんばってきて、私もがんばってきたからだよ。
 だからこの子たちは、自分で自分のことが好きって、こんなに自信をもっていえるんだ」


そう言って、同じコタツで暖を取る、

隣に座った私のお母さんに向けて

言葉をおくった。



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taka✢3児ママ・いろんな愛の形
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