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パニック障害と診断された日
・異様な倦怠感を感じた日から、ちょうど1週間後に心療内科へ
まず心療内科の先生に、身に起きた症状が “パニック発作”みたいであること、こちらの受診にいたった経緯を説明。
すると、以下の項目が書かれた[パニック障害のおはなし](監修:帝京大学医学部 精神神経科 教授 竹内龍雄先生)
というパンフレットを渡され、当てはまる箇所にチェックを入れることに。(↓実際、わたしがチェックした箇所には☆マークを入れています)
〈次の5項目のすべてに該当すれば、パニック障害の疑いがあります。〉
1 明らかな理由がないのに、突然強い不安の発作(パニック)に襲われる。☆
2 その時、以下のうち4項目以上の症状があり、10分以内にピークに達する。
①心臓がドキドキし、脈が速くなる。☆
②息切れ、息苦しさ、ハーハーと息をする。☆
③息がつまる・窒息する。☆
④胸(心臓)が痛い、苦しい、圧迫される。☆
⑤めまい、ふらふらする、頭がボーッとする、気が遠くなる。☆
⑥手足や体のふるえ。
⑦手足や体のしびれ。
⑧発汗。
⑨頭や体がガーッと熱くなる。手足が冷たくなる。寒気がする。
⑩吐き気、腹部の不快感。
⑪自分が自分でないような感じ、現実感がない。☆
⑫今にも死んでしまうのではないかと思う。☆
⑬気が変になるのではないか、何かとんでもないことをしでかしてしまうのではないかと思う。☆
3 上記の1、2の条件を満たす発作が今までに2回以上あった。☆
4 発作が起きた後、また起こるのではないかという不安や、発作にまつわるその他の心配が1ヵ月以上続いている。☆
5 心臓やその他の体の病気が原因ではない。☆
先生はチェックした項目を見るなり、やはり…という神妙な面持ちで「早いうちに、受診されて本当によかったです。」とわたしの目を見て穏やかにおっしゃられ、パニック障害についての説明をしてくださいました。
(パニック障害そのものに関する詳しいおはなしは次の投稿で扱います)
自分には縁のない病気だと思っていた“パニック障害”
一体、これから自分はどうなってしまうのだろう…という不安や戸惑いから 思考がぐちゃぐちゃの状態で、〈自律神経の働きの調整、睡眠障害改善〉のため、精神安定剤を服用することになったのである。