大好きなイタリアの街〜スポレート〜

画像1 7月に行きましたイタリアで、今回はウンブリア州のスポレートを紹介します。ここも、昼間はものすごい猛暑!お題の「夏の1コマ」にこの写真を選びましたが、暑さも伝わりますでしょうか?(^^;) 何故この街が大好きかというと、ミケランジェロ・ブオナローティと、フィリッポ・リッピにゆかりのある町だからです。向かって左側に見える道路が、ローマに続く道、現在のフラミニア街道です。
画像2 スポレートの高台から見た、現在のフラミニア街道。
画像3 こちら上の写真の反対側、つまりフラミニア街道側から撮ったものです。スポレートは標高の高いところにある町ですね。1556年、ミケランジェロがローマから、ここにやって来た際、同じ方向から景色を見たかなと想像できます。ローマにスペイン兵が侵攻する危機から、逃れて来てスポレートに留まりました。フラミニア街道を通って来たと想定され、今の道路とは位置のずれはあるかもしれませんが、方向は同じなので。
画像4 街の中にある「ローマ門」と、旧フラミニア街道。昔は街中に街道が通っていたとのこと。
画像5 スポレートは中世の街並みがそのまま残っているのですよね。イタリアの都心もいいけど、こういうところに訪れるのも、和みます😊 ローマも16世紀初めは、こんな感じの路地が多かったのでは。ミケランジェロもここに留まる予定じゃなかったけど、留まったというのが、わかる気がします。
画像6 ちょうどフェスティバルの期間だったようで、こんなパフォーマンスをやっていました。
画像7 ルネサンスとは関係ないですが、ここでこのような写真を撮るチャンスは、二度とめぐって来ないと思われる貴重なものなので載せました😆
画像8 スポレートにもシンボルのドゥオモがあります。正面の広場、階段にかけて野外コンサートが夜に行われたようです。
画像9 別の時間帯で同じ場所。そういえばスポレートは、音楽でも有名なところなのですね♬
画像10 ドゥオモの中に入ると、正面(後陣)に描かれているフィリッポ・リッピと弟子たち(息子含む)のフレスコ画が、目に入ります(1467-1469年制作)。ずっと眺めていたいくらい。リッピの遺作ですね。
画像11 スポレートには地下のエスカレーターがあります。10年ほど前に完成したようで、私が前に訪れたのは20年前なので、その頃は無かったです。ありがたいと思ったけど、乗り場がわからなかった(;'∀')。乗り場を探しながら、行きは猛暑の中、結局宿まで上り坂を歩いちゃいました(徒歩40分くらい?)。
画像12 ようやくこの地図や乗り場を見つけたのは、翌日になってから。エスカレーターの入口まで、駅から直線上ではないので、わかりにくい!でも冷房が効いているので、街中をめぐったり、帰り徒歩を予定されているならエスカレーターをお勧めします。
画像13 帰りに駅をよく見渡したら、この地図がありました。エスカレーターの入口までは、ちょっと距離があるので、2人以上の旅なら、行きはタクシーが良いかもです。
画像14 駅からの眺めです。こうして見ると、向こうはどこもホント路上駐車が多いですね~💦…でも横断する歩行者に対しては、親切に止まってくれました。特にスポレートでは😊
画像15 スポレートの駅 *他の方の記事で「2024年9月8日から9日にかけて、イタリアで全国的な鉄道ストライキが予定されている」という記事がありました。自分でも検索したのですが、確実な情報か、現時点ではわかりませんでした(9/5現在)。もしストが起きたら、普通列車(R, RV)の多くが運休(CANCELL)になります。これらの日にスポレートなど、イタリアの地方を列車で行く予定をされている方、ご注意ください。

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