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Photo by
askad
noteの空に紙ひこうきをスーッと
子どもの頃、
マンションの4階に住んでいた友達と、
そのお家のベランダから
自分たちで折った紙ひこうきを飛ばしては
階段を駆け下りて拾いに行く、
という遊びをしていた。
紙ひこうきには、折る前にあらかじめ、
とてもくだらない絵やメッセージを
書いておいて、拾ったら一緒に広げて
ケラケラと笑い転げていた。
今思えば、ただただ疲れるばかりの
不毛な遊びなんだけれど、当時はそれが
楽しくておもしろくてたまらなかった。
気づけばnoteを始めて
7ヶ月以上が経っていた。
私はnoteを始める際に、
実はこれといった目的を立てていなくて、
”なんか楽しそう”
という思いだけで始めた。
そして、昔やっていた
あの紙ひこうき遊びのように、
ひとりごとのような文章を書いては
noteの空にただひたすら、放っていた。
それでもし誰にも読まれなかったとしても、
あの頃のように自分で(回収して)
開いて読み返そうかな、
くらいの気持ちで、放っていた。
しかしはじめの頃は1〜2人の方に
たまに拾って(読んで)いただいていた
この紙ひこうきのようなnoteも、
気づけばたくさんの人に拾っていただける
ようになっていて、
何より自分が一番驚いている。
いまだに、書いているのはあくまで
ひとりごとのような文章ばかりなので、
たまにこんなの放っていいのかな?
放つ意味あるかな?
なんて思うこともあるのだけれど、
かと言ってそれ以外
私には書けることはないので、
書いている私が楽しいなぁと思う限りは
紙ひこうきを放ち続けようと思っている。
そうして今日もまた、
私の独り言をのせた紙ひこうきをひとつ、
noteの空にスーッと放つ。
えいっ。