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映画感想文 オッペンハイマー

こんばんわ。今回はオッペンハイマーの映画感想文を書きたいと思いますが、この映画はR15指定の映画ですのでご参考までにどうぞ。
オッペンハイマーは仕事の激務と体調不良が重なり観る事が出来ず今頃やっと観られました。
日本での上映は難しいのではと話題になっていたのを記憶しています。
去年のノーベル平和賞で日本原水爆被爆者団体協議会(被団協)が受賞したのは記憶に新しいですね。残念ながら日本は唯一の被爆国ですね。
この映画は原子爆弾を落とした唯一の国アメリカから見るという視点の映画でした。
その原爆を作った人、原爆の父と呼ばれたのがオッペンハイマー博士ですね。
ご存知の方も多いと思います。
私はあるドキュメンタリーを観た時に彼は本当に科学者なのか?とずっと疑問に思っていました。
あの天才、アインシュタインも原爆を作る事を推奨してしまった事を悔やんで懺悔していた事も記事で読みましたが私は心の中でいつまでもわだかまりの様な物が残っていました。
落としてから後悔されても時間が戻る訳もないだろうと、、。戻せるなら戻してくれよと、、。
広島、長崎に原爆を落として平然と生きている、なんの感情も無い人達だと思ってました。
さて、映画はオッペンハイマー博士がソ連のスパイではないかと言う疑惑をかけられ渦中の人になるところから始まります。
オッペンハイマー博士の人格や周りの人たちへのスパイ関与を描きながら原子爆弾を産み出した「マンハッタン計画」へと話が遡ります。
さらに原爆実験成功、そしてあの原爆投下へと進みます。
映画の中で原爆投下を喜ぶ人たちが狂喜に見えるのですが、きっとそれが戦争と言う魔物だと思います。オッペンハイマー博士は科学者なので被曝範囲があまりにも広かった事に愕然としたのだろうと、原子爆弾、水素爆弾がいかに酷いものかも悔いたのかを少し描かれています。
正直、この映画の感想文を書く事が難しく感じました。たぶん、それは日本人だからだと思いますし、広島と長崎に行ったことがあるからかもしれません。
しかし、これを昔の事だと思わずに今の平和を大事にしなければと私は感じたので文章にしたいと思います。
オッペンハイマーは実話を映画にされているのでネタバタばらしはありませんのでここまで。
最後までお付き頂き有り難うございました。





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