西村ハル

ごくごく普通の会社員をしながら愛犬とやんわり暮しております。小説とショートストーリーを…

西村ハル

ごくごく普通の会社員をしながら愛犬とやんわり暮しております。小説とショートストーリーをちょこちょこと書いています。虚構の世界づくりを楽しませて頂いておりますのでよろしくどうぞお見知りおきを( ゚д゚)ノ

マガジン

  • 老人と赤い花柄の傘

    この物語は人にはターニングポイントがあると思い描きました。 主人公の私(シュニン)はやる気がない人ですが老人に会って会えなくなって自分を変えていく話です。 お時間よろしければどうぞ( ゚∀゚)つ

  • これは私の夢のはなし

    初めて小説もどきを書いてみました。 主人公のわたしが夢のはなしの中で何かを考えて誰かに会うそんな小説を書いてみたいと思いながら書きました。 #001~#010までをまとめてみましたのでよろしければと控えめにおすすめしております。 よろしくどうぞ(*´∀`)つ

最近の記事

映画感想文 ミステリと言う勿れ

こんばんわ。今回はミステリと言う勿れの映画感想文を書きたいと思います。 私はドラマはかなりはまって観てました。 でも、見逃し配信でしたが。久能整君がよくしゃべるし、カレーいつも作ってるし、いつカレー食べれるの?って感じで見てました。 映画のほうはやっと観ることが出来ました。 この映画の印象は台詞が凄いなと早口であんなにしゃべる役を演じる役者さんはやはり才能です。菅田将暉さんは流石ですね。 劇中で孔子の君子の九思が蔵の名前に付けられていたりミステリー感がありました。 何でも映画

    • ひとりごと

      ある日、何時ものラジオを聞いていた時のこと。 そのラジオはあるバンドマンの方がパーソナリティーをしている。 毎回、パーソナリティーの彼がリスナーさんの悩みとか質問に答えてくれたり考えてくれたり面白いし勉強なるので聴くようになった。 なのでなのでとてもいい番組だ。 彼の選曲はよく分からないが彼からすれば専門的な感性があってその曲はマイナーなのか?メジャーなのか?凡人の私にはわからないことが多い。 そんなある日の放送のことだ。 リスナーさんから「物書きをやってみたいがアドバイスは

      • 映画感想文 水は海に向かって流れる

        こんばんわ。今回は水は海に向かって流れるの映画感想文を書きたいと思います。 この映画のタイトルが気になってましたが仕事が激務だったので今頃見ることになりました。 水は海に向かって流れるってなんか意味深で映画を見てさらに意味深だなと思いました。 劇中の中で美味しそうな料理が出てきますが一番だったのがポトラッチ丼です。本当に美味しそうでした。お腹が空きそうな話はさておき、映画のお話はかなり複雑でした。少しだけネタばらしになるのですが最後のシーンからいきなりエンドロールになります。

        • これは私の夢の話 約束の丘

          爽やかな夏風が身体中にあたる。 目の前には緑一面の田植えが終わったであろう田園が広がる。 私はまた夢の中にいた。 ここは小高いから丘なのか? 私は辺りを見渡すと丘に立つ女性がいた。 小柄で真っ白いワンピースと真っ白い日傘がよく似合う人だ。 私は彼女に声をかけた。 「ここで何をしているの?」 彼女は日傘をくるりと可愛くまわす。 「人を待っているの。」 「待ち合わせ。まだこないの?」 彼女は小さく深呼吸をする。 私もつられて深呼吸した。 「もうすぐくると思う。私のほうがかなり先に

        映画感想文 ミステリと言う勿れ

        マガジン

        • 老人と赤い花柄の傘
          11本
        • これは私の夢のはなし
          10本

        記事

          映画感想文 新解釈三國志

          こんばんわ。今回は新解釈三國志の映画感想文を書きたいと思います。この映画は仕事が激務だった時に何とか見られました。この映画の良さは辛い時とか悩みが多い時に観ると何を悩んでいたのかを忘れてしまうほど笑ってしまいます。 色んな三國志の映画がありますが福田監督が描けばこうなるんだとその名の通り新解釈というのは納得いきます。そして登場人物の一人一人の個性が出てる、出すぎてる。いや、出しすぎてる気がしますがかなり分かりやすく解釈されているみたいで興味深いですよね。 この映画の鍵は諸葛孔

          映画感想文 新解釈三國志

          散文 優しい風

          優しい風が吹いた ひとりぼっちのぼくに 優しい風が吹いた 強がりなきみに 優しい風が吹いた 疲れきったあなたに きっと誰もが優しい風を待っている 優しい風が吹いた いつも不機嫌な偉い人にも 優しい風が吹いた 今にも泣きそうなあのこにも 優しい風が吹いた いつも不安で壊れそうなあの人にも 優しい風が吹いたら 優しい風を吹かせたら きっといつでも笑っていられる そんな日がいつかくることを願いながら 毎日をやり過ごしてる そんな日々を憧れながら生きてる ほら、きみのそばにも

          散文 優しい風

          映画感想文 銀河鉄道の父

          こんばんわ。今回は銀河鉄道の父を書きたいと思います。私は仕事が激務すぎたので今頃、観る羽目になりました。この映画はタイトル通り宮沢賢治が主役では無く宮沢賢治の父が主役という映画でした。でも、私個人的には妹さんのいとさんが重要な存在だと感じました。宮沢賢治の作品で浮かぶのは色々ありますよね。「風の又三郎」「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」「雨ニモマケズ」「春と修羅」もっともっとあります。書ききれない程、沢山の作品を残し無名のまま宮沢賢治はこの世を去りました。宮沢賢治の作

          映画感想文 銀河鉄道の父

          ショートストーリー これは私の夢の話 砂漠のダイヤモンド

          熱い、喉がカラカラだ。 ここは何処だ? 私の目の前には一面の砂、砂、砂? ここは、まさか砂漠か? 私はまた夢の中にいた。 私の目に一人の少年がとまる。 少年は砂漠で何かを探している。 私は少年に話しかけた。 「何か探しているの?」 屈んでいた少年は私を見上げた。 「ああ、あんたか?」 私は会った事の無い彼に目を丸くした。 「どこかでお会いしましたっけ?」 彼はよっこいしょと立ち上がる。 「え?忘れちゃった?前の時代にあんたとさ、、。まあ、いいか。」 「前の時代?」 私は彼の言

          ショートストーリー これは私の夢の話 砂漠のダイヤモンド

          映画感想文 オットーという男

          こんばんわ。今回はオットーという男の映画感想文を書きたいと思います。この映画はただのコメディかと思いきや感動させてくれる映画でした。トム・ハンクスさんの孤独で頑固な老人役が意外過ぎる程に枠にはまっていました。 他人なのにただの他人では無い心が通い合うってこう言う意味なのかと気持ちが優しくなる映画だと私は思いました。 エンドロールも凝っていますし観て良かったなと思いました。 ストーリーをざっくり言うとトム・ハンクスさん演じるオットーは妻に先立たれ口うるさい老人で周りからは疎まし

          映画感想文 オットーという男

          ショートストーリー これは私の夢の話 また会う日まで

          電車が駅に停車した。 私はまた夢の中にいた。 見知らぬ人たちが無言で電車に乗り込んでいく。 私も人の波につられて電車に乗り込む。 電車に乗り込んだ人たちは暗い顔をしていた。 駅のホームではアナウンスが流れる。 「間もなくこの電車は発車します。切符をご用意ください。」 周りの人たちは切符を確認する。 私も確認しようとした瞬間、誰かに手を捕まれた。そして、電車の外へ出されると電車のドアが閉まる。ピーと笛がなり電車は行ってしまった。 「あの電車に君は乗ってはいけない。」 私の前に黒

          ショートストーリー これは私の夢の話 また会う日まで

          映画感想文 フォルトゥナの瞳

           こんばんわ。今回はフォルトゥナの瞳の映画感想文を書きたいと思います。私は何時もながら仕事が激務だったので今頃、観る羽目になりました。 映画の中でも言ってましたけどフォルトゥナってギリシャ神話では運命の女神って言うらしいですね。運命って何だかワクワクするけど怖い気もします。この映画の中で「人は1日に9000回何かを選択している」って言うセリフがあります。 そんなに毎日、選択しているとは思いもしなかったですがしてるんですね。良い選択なら幸せですがこの映画は悲しい選択。だけでは無

          映画感想文 フォルトゥナの瞳

          散文 シャラララ

          シャラララ 心が晴れない日には シャラララ 心が折れそうで倒れそうな毎日には シャラララ 泣きそうな夜には シャラララ 何かにすがりそうになる明日も明後日も シャラララ 鼻歌を唄えば シャラララ 明るい未来が シャラララ 見えてくるまで シャラララ その日まで シャラララ 笑ってみるのも悪く無いさ シャラララってね。 散文「シャラララ」 お読み頂き有り難うございます。 どなたかの目にとまれば幸いです。 お時間よろしければまた宜しくお願い致します。

          散文 シャラララ

          映画感想文 そして、バトンは渡された

          こんばんわ。今回はそして、バトンは渡されたの映画感想文を書きたいと思います。 この映画の頃はコロナ過真っ只中だったんですね。私は仕事が多過で今頃になって観る事になりました。タイトルからして過去形が意味深な感じで気になっていたので観る事が出来て良かったです。この映画の主人公は不幸に見えてこんなに愛された主人公は居ないんじゃないかなと私は思いました。映画の展開の仕方が工夫されているなと思いましたし、みぃたん役の稲垣来泉さんが凄く印象に残ります。田中圭さんの父親を頑張る父親で癒され

          映画感想文 そして、バトンは渡された

          散文 ノクターン

          真っ暗な夜空に星が少しだけ輝くと月はその輝きをさらに増して光をこれでもかというほどこの地球上に降り注ぐ。 闇夜の時間が疲れきった心を徐々に穏やかに平らな気持ちにしていく。 そして、穏やかな曲が私の身体中をめぐると自然と眠りにつく。 明日も明後日も繰り返されるノクターンを聴きながら生きていく。 いや、生きている。 「ノクターン」 ノクターンをお読み頂き有り難うございます。 どなたかの目にとまれば幸いです。 お時間よろしければまた見てくださいね。

          散文 ノクターン

          映画感想文 ボヘミアンラプソディ

          こんばんわ。今回はボヘミアンラプソディの映画感想文を書きたいと思います。 私はクィーンは人並みには知っている程度ですし、物心ついた時にはクィーンは伝説のバンドになってました。お若い方でも好きな方もおられると思います。概要を少しだけ言えば、クィーンはイギリスのロックバンドです。ロックバンドですが他のロックバンドとはちょっと違うかなと私個人的には思います。クィーンはブライアン メイ、ロジャー テーラーのバンドにフレディ マーキュリーが加わり、ジョン ディーコンの4人で数多くのヒッ

          映画感想文 ボヘミアンラプソディ

          ショートストーリー 革命

          「ちょっと古いピアノだけど売れるだろう。」 この度、ボクは中古ピアノとして売りに出される事になった。ボクはこの前までピアノ教室のピアノだった。 ボクの後がまは新しい立派なピアノだったから仕方ないし、ピアノは調律が狂えばなかなか音を奏でられなくなると使えない。 「なあ、お宅も御払い箱かい?」 隣の目が眩む程のグランドピアノさんが声を掛けてきた。 「はい。まあ、色々諸事情ありまして、。」 グランドピアノさんはボクよりも0の数が一つ二つ三つも多い。 「お高いんですね。グランドピアノ

          ショートストーリー 革命