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映画感想文 新聞記者
こんばんわ。今回は新聞記者の映画感想文を書きたいと思います。この映画は2回ほど観ましたがかなり悩みます。フィクションだと思いながらノンフィクションでは無いかと考えさせられます。
この映画がただ単に新聞記者が事件を追っていくと言う単純な物語では無いからだと思います。
田中哲司さんの演技は精神的に怖さが伝わります。それだけ役になりきれているからでしょうね。逆に北村有起哉さんの演技は自然体で私は好きですが個人的な意見なのでお気になさらず。
ストーリーはとてもシリアスな内容で怖さも同時に感じました。松坂桃李さんの演技は言うまでまでも無く凄いし、シム・ウンギョンさんは素敵な方ですね。韓国映画に疎いので存じ挙げていなかったですが、映画の中でも本当に素敵でした。
日本アカデミー賞を獲られた時のびっくりして涙されていたのがいまだに印象に残ってます。
さて、ストーリーをざっくり言うとシム・ウンギョンさん演じる吉岡エリカの勤める東都新聞にひつじの絵の怪文書と国家秘密の資料が送られてくる。エリカの上司、北村有起哉さん演じる陣野から誰から送られたものか調べるようにエリカは言われ調べ始める。
真相を探るうちに官僚の神崎と言う人物にたどり着く。しかし、神崎は自殺をしてしまい真相は途切れたように見えた。エリカは新聞記者の立場で神崎の通夜に行く。そこで松坂桃李さん演じる内閣情報調査室の官僚、杉原拓海に出会う。杉原も元上司の神崎の自殺を疑問に思っていた。
相反する新聞記者と官僚は同じ謎を追って真相にたどり着こうとするが、。
驚愕のラストが待っていた。
余談ですが松坂桃李さん演じる杉原拓海は元は外務省にいたんですね。外務省と言えば私は杉原千畝さんを思い浮かべてしまうのですが。同じ杉原なんだと思ったのは私だけでは無いはずです。
余談はさておき話を映画に戻すとラストシーンは色んな解釈がされてます。
私の解釈は信号が赤だったので考えたくは無いのですが、。これ以上言うとネタばらしになるのでここまで。今回も最後までお付き合い頂き有り難うございました。