《絵本レビュー》おべんとうばこのうた
おはようございます。
いやぁ、雨がすごいです。
あるあるなんですが、雨の日車に乗り込む時に少しだけ濡れるじゃないですか。
これって、けっこうゲッソリしません?
今日は、そんなゲッソリした気分をアゲるような絵本のレビューをしたいと思いますっ。
それがコチラ【おべんとうばこのうた】です。
構成と絵は、テキスタイルデザイナーでもある、さいとうしのぶさんです。
初版は、2013年8月です。
どうやら、月刊絵本『もこちゃんチャイルド』を訂正したわらべうた絵本みたいです。
《ストーリーについて》
おべんとうばこの歌にでてくる具材が、歌と共に、御弁当箱にinしていきます。
おにぎりさん→きざみしょうがさん→ごましおさん....みたいな感じで。
一通り歌ったあとは.....。
《10コの好きなところ》
①各ページの背景が、リサイクル紙みたいな風合いを出しているところ。お弁当箱も曲げわっぱでオシャレ。
②お弁当箱や、各具材たちが擬人化されていて顔や手足がついて描かれている。
③しかも、文と連動して具材の表情や行動がリンクしている。
④ごましおさんが、まさかのふりかけみたいなパッケージの絵。(現代バージョンにアレンジされている)
⑤具材そのものから加工されてお弁当に入る過程が可視化されているところ。
⑥陰影のある絵なのでお弁当箱や具材のリアル感がわく。子どももイメージしやすい。
⑦ お弁当箱の大きさが各ページ統一されているので見やすい。
⑧古風な色合いに、かわいくて楽しそうな具材の絵なので、妙に食欲がわいてくる。
⑩最後は一緒に歌えるようになっているので食育にもつながりハッピーエンド。
《読み聞かせをしてみて》
娘たちも、保育園でおべんとうばこの歌を習ってたので、一緒に読みながらではなく歌いながらページをめくってました。
とにかく、具材の各キャラクターがかわいいので読んでいてわたしも楽しかったですし、娘たちが姉妹で
『しいたけキライ〜』とか
『にんじんたべれるよっ、エライ?』
なんて、食べれる食べれない自慢がはじまってました。(笑)
《おしまいの言葉》
食べ物の絵本って、ほんと食育につながるからいいなっ〜なんて親目線で思います。
食べ物に、目や口がついているだけで、娘たちは情が働いて食べないとカワイソウと思っちゃうみたいで。(笑)
さすが、わらべうたですよね。
昔から伝えられてきた価値がたっぷりとありますね。
遊びながら、歌い、
歌いながら、学べる。
小さい時の私も、わらべうたを歌っていたのでしょうね(^^)
体を動かしながら歌うって、覚えやすいし脳トレになるなって思う私は、年をとったなぁっておもいます。(笑)
健康のコトを考えないうちが花ですねっ。
☆彡