《絵本レビュー》カ どこいった?
今日はわりと早めに書けています(^^)こんにちは。
朝から寒かった〜。
はい、今日の絵本はコチラ《カ どこいった?》です。
作者は、イラストレーターでもある鈴木のりたけさん。
初版は2018年11月です。
これは、確かTSUTAYAで購入したのかなぁ。いろんなジャンルの絵本にしようと思ってましてその中の一冊です。
いつも、娘たちに選んでもらうんですが、表紙がわたし好みだったんでわたしが選びました。(表紙の威力は否めません)
〈ストーリーについて〉
タイトル通り、カ(蚊)のお話です。ページをめくりながらはさんでやっつけることができます。蚊を退治しようとするんですが、蚊が次のページに逃げてしまいます。
そして、どんどん規模が大きくなっていって.....
〈10コのスキなところ〉
①ページをめくると蚊を退治できるような、仕組みになっているので楽しい。
②絵がとても立体的で、子供たちもイメージしやすい。
そして、ポップでかわいい。
③蚊を退治し損ねる時の擬音語に、勢いがある。
④構図がシンプルでわかりやすい。
⑤だんだん蚊が止まる場所の規模が、予想できないレベルになっていく。
⑥蚊以外のキャラクターも面白い。
⑦表裏紙ともに、ストーリーと連動していて無駄がない。
⑧文が、読み手のナビゲーターのよう。
⑨紙が厚いので、破れにくい。
⑩破れにくいので、思いっきり蚊退治に専念できる(笑)
〈読み聞かせをしてみて〉
正直、読み聞かせをする前まであまり興味を持ってなかったんですよね。わたしの好みで購入した絵本なので。
ところが、ところがですね読みはじめたら取り合いですよ(笑)もう、争いです(笑)
長女(6)『じゅんばん!!!!』
次女(4)『かわってよぅーーー!!!!』
ってね。
叩く時に必ず擬音語が書いてあるんですけども(パーン!ガチャーン!とかバッシャーンとかですね)
この擬音語で、大人は気付くと思うんですよ(笑)蚊がどこにとまっていたかを。
娘たちは、この擬音語をわたしが読んであげるとテンションがあがって、蚊を退治する意欲が増していきましたね。
もう、百人一首対戦のように前のめりなんです、2人とも。ストーリーのラストは規模が大きくなりすぎて、大人のわたしは『えっ?これもう対比物の固定観念がぁ、そんはバカな!?』って思うくらいです。
でも、娘たちは蚊を退治することにしか頭にないので場所やモノの大きさとか関係ないんですよね。ほんと、わたしの学びにもなります先生。
〈おしまいの言葉〉
いかがでしたか?(^^)わたしは、この絵本を読み聞かせることによって子どもたちの狩猟本能を垣間見た気がします。そして、単純に楽しかったです(^^)
もはや、わたしの声は届いてたのかさえも気になるところではありますが、それだけ夢中になれる一冊だと思います。
よかったら、読んでみてください。(^^)
それでは、皆さんまた明日っ。