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《プチ一般書レビュー》倚りかからず
著者の茨木のり子さん、73歳で刊行された詩集。
編まれた詩を、ゆっくりと遅読する中で茨木さんの強い意志や想いを感じました。ホント、強く強く感じました。
戦中戦後を体験した方だからでしょうか。いやいやいや決してうやむやに決めつけているわけではありませんよ。
だって私の尊敬してやまない、なやせたかし先生、かこさとし先生それから手塚治虫先生も戦争を経験され、作品の中では、そのエッセンスがたっぷりと入ってるので、間違いじゃないと勝手に確信しています。
やはり凄いです、あの時代を生き抜いてきた方々は。何といいますか、強い信念が有る。戦争の本当の恐さは体験した人にしかわからないんでしょうから。
まだ戦後78年、たったの78年なんですよね。
平和への道のりも甘くなさそうですが、どんな時代も、こういう方々が紡いでくださる平和への想いは有り難いなぁって感じた一冊でした。
私は長崎生まれなので平和をより意識しちゃうのかなぁ。
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