《絵本レビュー》だるまさんと
今週は久しぶりに土曜日に仕事をせず、子供たちと過ごしたんですけど、週に2日休むと少し余裕が持てますね。
週休2日制の意味っ。
それなのに、絵本レビューはいつもの時間という....。
はいっ、じゃあ、やりましょうかね。
今日で、だるまさんシリーズコンプリート【だるまさんと】のレビューです。
作者は、かがくいひろしさん。
初版は、2009年1月1日です。
(またまた、めでたい!)
《ストーリーについて》
ユーモラスなだるまさんが、いろんな動きをして読者を楽しませてくれます。
今回は、だるまさんのお友達とコミュニケーションをとるような動きをします。
いちごさんや、ばななさん、それからめろんさんが登場しますよ!
最後は、至難であろう大技を公開っ。
読むリズム的には、こども遊びの【だるまさんが転んだ】を参考にするとさらに楽しめます。
とっても面白くて愛敬たっぷりの動きがある物語です。
《10コの好きなところ》
① だるまさんが立体的に描かれているので、動きがリアルにみえる。
②【だ・る・ま・さ・ん・と】の文に合わせて動くだるまさんが、とってもかわいい。
③この【だ・る・ま・さ・ん・と】+【だるまさんの動き】のループ構成になっているところがリズムがあって読みやすい。また、予想するのも楽しい。
④だるまさんも二頭身で手足がちょこんとしたスタイルが赤ちゃんみたいでかわいい。
この比率は、あえて狙ってるのかもしれない。
⑤そして、だるまさん目線が読者向きというところも嬉しいし目が離せない。
だるまさんが私をみてくれているような錯覚におちいる。
⑥今回は、だるまさんと果物の友達が楽しそうにコミュニケーションをとってて小さい子供達がマネしやすそうだなと思った。
⑦読者を笑顔にさせようとする気持ちが文や絵からつたわってくる(^^)
⑧だるまさんと文字以外、背景も何も書かれていないシンプルな構造なので、目が散漫することなく読者の視線を一点に集めているところ。
⑨表紙タイトルのフォントがおしゃれ。さらに3シリーズともフォントが統一されている。
⑩最後は、ピースでハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
今回は、登場人物が多かったですね。
まさかの、くだものさんたち。
きっと、子どもに馴染み深い食べ物だからかもしれませんね。(^^)
次女(4)は、バナナさんとのページが楽しかったそうな。
わたしは、いちごさんが最後にフラフープみたいなモノを持っていたところが面白かったです。
いきなりフラフープです。
そういうところが絵本の醍醐味ですよねっ!
最高!
《おしまいの言葉》
そーいえば最近、ヒトと話す機会が増えました。
そういうコミュニケーションをとっていくことでしか相手のヒトとなりはわからないのかもしれませんね。
だるまさんのように、コミュニケーションを楽しくとれるようなヒトになりたいです。
今回でシリーズコンプリート!
だるまさん、ありがとう!
☆彡