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《絵本レビュー》だるまさんの
こんばんわぁ。
今日も雨でした。
コインランドリー戦争にも勝てずモヤモヤしてます(笑)
まぁまぁ、そんなモヤモヤを吹き飛ばしてくれそうな絵本のレビューをしなければですね。
今日は、前回の【だるまさんが】に引き続き、第二弾の【だるまさんの】をご紹介したいとおもいます。
良かったら、また合わせて読んでもらえるとうれしいです。
作者は、かがくいひろしさん。
初版は、2008年8月です。
《ストーリーについて》
ユーモラスなだるまさんが、
言葉と一緒の動きをして読者を楽しませてくれます。
今回は、だるまさんのカラダにフォーカスしてお話は展開していきます。
だまるさんの、目が大きくなったり、手の爪一つ一つにだるまさんが描いてあったり....。
最後は、まさかまさかのお楽しみ。
読むリズム的には、こども遊びの【だるまさんが転んだ】を参考にするとさらに楽しめます。
とっても面白くて愛敬たっぷりの動きがある物語です。
《10コの好きなところ》
① だるまさんが立体的に描かれているので、動きがリアルにみえる。
②【だ・る・ま・さ・ん・の】の文に合わせて動くだるまさんが、とってもかわいい。
③この【だ・る・ま・さ・ん・の】+【だるまさんの動き】のループ構成になっているところがリズムがあって読みやすい。また、予想するのも楽しい。
④だるまさんも二頭身で手足がちょこんとしたスタイルが赤ちゃんみたいでかわいい。
この比率は、あえて狙ってるのかもしれない。
⑤そして、だるまさん目線が読者向きというところも嬉しいし目が離せない。
だるまさんが私をみてくれているような錯覚におちいる。
⑥今回は、各ページにそれぞれのヒントが描かれている。(例えば、前のページにメガネが小さく描かれていて次のページには、だるまさんの目の紹介につながるところとか)
⑦読者を笑顔にさせようとする気持ちが文や絵からつたわってくる(^^)
⑧だるまさんと文字以外、背景も何も書かれていないシンプルな構造なので、目が散漫することなく読者の視線を一点に集めているところ。
⑨表紙タイトルのフォントがおしゃれ。さらに3シリーズともフォントが統一されている。
裏表紙なんて、謎のだるま猫(笑)
⑩最後は、謎のハッピーエンド!
《読み聞かせをしてみて》
明らかに前作よりバージョンアップしてました‼︎
だるまさんの歯のページがあるんですけど、結構な迫力画で娘たち2人とも大笑いしてましたよ。
わたしは、心の中で(ほほぅ、だるまさんにも歯がびっしりとあるのかぁ)と冷静にみておりまして。
思えば今回のだるまさんは、結構予期しない展開を垣間見ることになるのではないでしょうかね。
《おしまいの言葉》
予期しないことって、想定外ということにつながったり。
まぁ、そんな人生においてもそんなに思い通りにはいかないですよね(笑)
想定外を楽しめるような視点を持つことが出来たらどんなに楽しいことでしょう。
絵本だったらいつでも、想定外を楽しめるのにっ。まだまだ、修行がたりないようです(笑)
☆彡
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