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【読書】レンタル店にあるHなDVDの「NEW」シールも誰かの人生
こんにちは。紫陽花です。
あ、あ、そんなに怒らないでください。
この記事を読んでる方がどんなバイト経験をしたのか気にはなりますが、こんなキツイ言い方はしない私です😶
これは、Twitterで目にしたハッシュタグです。
ざっくり説明すると、このハッシュタグでみんなのバイト遍歴を共有して談笑しようよってことです。
Twitterではバイト遍歴だけ載せましたが、
noteでは少しずつ振り返ってみます。
塾講師
人生で初めてのバイトは1対2形式の塾講師でした。
この時はまだ教員になるつもりだったので、一回はやっておかないとという気持ちで始めます。
過剰なまでに褒めまくるという方針についていけなかったのを覚えています。もちろん褒めは大事ですが、気持ちがこもっていない(ように聞こえてしまう)講師もいたので、方針に従いながらも自分のペースで生徒と関わるように意識しました。
折り合いをつけることの大事さを学びつつも、他のバイトもしてみたくなり結果的に丸1年で辞めます。
ライブスタッフ
塾講師や後述の居酒屋と在職期間は被っていますが、塾講師の次にメインのバイトになったのが、ライブスタッフです。
一口にライブスタッフと言っても、業務は多岐にわたりました。
肉体労働的な業務でいえば、設営・撤去です。
出演者のリハや完全撤退などケツの時間が決まっているために、常にバタバタ。社員の指示に従って機材を運んで組み立ててを繰り返します。
運営スタッフは、もぎりや場内案内、最前柵持ちなど諸々を行います。
開場前に、お客さんに配るフライヤーの封入も行うこともあります。観客としてライブに行ったことない私にとって、アーティストによって客層や雰囲気が全然違うというのは発見でした。笑
一番稼げた(長く現場にいれた)のは物販整理です。
人気のアーティストにもなると早朝から待機列ができてしまうので、必然的に物販整理人員も早朝出勤になります。そして、物販は公演終了後まで行うので、丸一日中働くことができます。自宅からは好アクセスの会場なんてなかったので、始発から終電なんてこともありました。
複数日程だと掛ける日数分のお給料です💴
居酒屋
一番長く働いたのが、居酒屋のホールです。
ちなみに、オープニングスタッフでした。
沖縄出身者が一人もいない沖縄料理の居酒屋でした。笑
賄いで色々食べたので、味は保証します。
しかし、立地が悪いのか、宣伝が不十分だったのか、半年も経つと1日の売り上げが1万円に満たない日も出てくるようになりました。
結果的にお店は畳まれてしまい、私は店長とともに親会社が同じだったワイン酒場に転職することになりました。
泡盛からワインへと、華麗なる転身です。
(就職試験が近いので すぐに辞めました。)
派遣スタッフ
最後は、大学生活を通して十数回働いた派遣スタッフです。
学生のうちに働いて一番良かったと思っているのは、この派遣スタッフです。
同じ現場には多くても数回しか行っていませんし、決して楽しくはなかったんですが、どこか新鮮な気持ちで働くことができました。
・ビラ配り
・ショッピングモール内での抽選会
・スポーツイベントの企業ブース運営
・宅急便集積所での仕分け(夜勤)
・某レンタル店でHなDVDにNEWシール貼り
バイト遍歴を振り返って感じること
『20代を無難に生きるな』(永松,2020)では、こんなことが書かれています。
基本的なことや世間を知らない人が増えているように思う。
基本的なこととは、どんなことか?
それはいろいろな人生や、いろいろな仕事があるということだ。
世の中は誰かの労働でできている。
普段の生活では決して目に見えないところで働いている人がいるなんて、もちろん分かっています。しかし、いろいろなバイトを経験するまでは、頭で理解した気持ちになっているだけでした。
自らも普段意識しない所で労働をしてみることで、初めて実感し感謝できるようになったと思います。
酸いも甘いも苦しいもきっとあるけれど、誰かが頑張って働いた上に今があるのだと。