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ベートーヴェンを毎日聴く7(2020年1月7日)
『ベートーヴェン/弦楽三重奏曲第1番 変ホ長調 op.3』を聴いた。
ベートーヴェンを毎日聴く。その7。
— Harayan (Herbert von) (@HarayanV) January 7, 2020
op.3 弦楽三重奏曲第1番。1794年作曲。
珍しい弦楽のみの三重奏。同時期のピアノ・ソナタ、ピアノ三重奏曲などと合わせて勉強中の様々なアイデアを試してみたのかもしれない。
演奏:ムター、ジュランナ、ロストロポーヴィチ。1988年録音。 pic.twitter.com/y9R4pwLvr3
弦楽三重奏曲は、最近ほとんど耳にしていなかった作品。
嫌いなわけではなかったのだが、聴く優先順位が低くなってしまっていたから。
やはり曲のインパクトが弱めである、という理由。
聴くために棚の奥のほうからCDを引っ張り出してきた記憶がある。
この曲は6楽章制をとり、モーツァルトのディヴェルティメントを手本にされたという。
作曲された時期は、ウィーンで当時最先端の音楽の勉強真っ最中であった。
ベートーヴェン作品のイメージ、後年多く登場するような感情移入が大きいというイメージとはちょっと違うのだが。
そんな異なるイメージを象徴するような、第4楽章のアダージョを「いいなぁ」と思って聴いていた。
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この作品を聴いていたころのニュースでは、トヨタ自動車が、車ではなく「都市」を作るという報道があって驚いた。
子供の頃、考えただけでワクワクした夢みたいなテクノロジーが、すでに身の回りにはたくさん存在するが、その時の気分を思い出したような気がした。