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ベートーヴェンを毎日聴く66(2020年3月6日)
『ベートーヴェン/ディッタースドルフのオペラ「赤頭巾」の主題による14の変奏曲 op.44』を聴いた。
ベートーヴェン を毎日聴く65
— Harayan (Herbert von) (@HarayanV) March 6, 2020
op.44 14の変奏曲。1792年
ディッタースドルフのオペラ「赤頭巾」の中のアリアを主題にしたピアノ三重奏による変奏曲。作曲時代が一気に遡ったことで、作曲者初期の初々しい溌剌さを久しぶりに感じた。
演奏:アシュケナージ&パールマン&ハレル。1979年 pic.twitter.com/vMfGQTZnxY
出版されたのは1804年だが、作曲されたのはベートーヴェンがまだボンにいた1792年と、かなり初期の作品である。
ディッタースドルフはモーツァルトの時代、ウィーンで活躍した作曲家で、オペラを30以上作曲した。
「赤頭巾」はその中のひとつで1788年に作曲。その数年後にこの作品が作曲されていることから、このオペラはウィーンで評判となって、ボンにも伝わっていたのだろう。
ベートーヴェンはこのオペラのアリアからもう1曲の変奏曲(WoO.66)を作っている。
Kevin PhillipsによるPixabayからの画像
(記:2020年11月1日)