
ベートーヴェンを毎日聴く8(2020年1月8日)
『ベートーヴェン/弦楽五重奏曲 変ホ長調 op.4』を聴いた。
ベートーヴェンを毎日聴く。その8。
— Harayan (Herbert von) (@HarayanV) January 8, 2020
op.4 弦楽五重奏曲。1795年作曲。
元は1792年に作曲された管楽八重奏曲。先の弦楽三重奏曲同様、様々な実験のひとつとして、以前作曲したものを作り替えてみたのかもしれない。
演奏:プロ・アルテ・アンティクア・プラハ
1995年録音。 pic.twitter.com/Ieob9Eqqam
弦楽四重奏曲はベートーヴェンの室内楽曲のなかでも主たるものであり、名曲が多く存在する。
しかし、弦楽五重奏曲としての作品(純粋な作品)は、たったひとつ(op.29)だけで、その他はこの作品を含めた、他作品からの編曲や楽章作品のみ。
師匠のハイドンも弦楽四重奏曲の名作を多く残したが、弦楽五重奏曲は作っていない。
楽器を1つ増やして、先生のさらに上を行こうとしていたのかもしれない。
でも、そう甘くはなく、試してはみたものの、思うように上手くいかなかったのだろう。
なかなか良い作品だな、と思うけど。