任せることの難しさと、成長のための実践的手法 (YouTube要約)
おはようございます、はらっちょです。
本日はこちらの YouTube をベースに note を書きます。
#新R25 #李英俊 #ラストワンマイル
[要約]
はじめに
クリエイティブな領域での任せること、人材育成の難しさは多くのリーダーが直面する課題です。この記事では、「新R25」の編集部での議論と、専門家からのアドバイスを元に、具体的な方法とその効果について解説します。
【前半 : 新R25編集部ミーティング】 0:00 - 8:32
人材育成と任せることの難しさ
新しい仕事を進めるために他人に任せるが、特にクリエイティブ領域での任せる難しさが多い。標準化はできても、最後の仕上げが難しい。
この「最後のワンマイル」を達成するためのマインドセットと責任感が重要。
自分のこだわりと任せる難しさ
自分が深く関わっている仕事は特に任せるのが難しい。距離を置くことで改善することもあるが、こだわりが強いために任せる難易度が高い。
教育の難しさ
教育の過程で、教えても効果が見えないことがあり、距離を置くことで成長する場合もある。ただ、どのように段階的に成長させるかが課題。
役割の克服
自分のスキルに自信がない場合、他の人に任せることで違う形での成功が生まれる可能性もあるが、こだわりの強さが任せることの難しさとなる。
【後半:李英俊さんへの相談】
8:45 - 37:25
専門家のアドバイス
本番環境に近い形で無茶ぶりやリスクを取らせることが成長に繋がる。
部分的に任せる領域を設け、その範囲で責任を持たせることが重要。
具体的な方法
本番環境を作るために、部分的にプロジェクトやプレゼンを担当させる。
出口管理ではなく、入口管理として初期段階での計画を細かくフィードバックを行う。
新人に対しても初期段階から責任を持たせる環境を作る。
思考過程の理解
作業の結果だけでなく、思考過程そのものをフィードバックすることの重要性。
本質的な理解を促すために、思考の流れを明確に伝える。
失敗とリスク
実際に失敗させる、リスクを取る環境を提供することで、脳が現状から抜け出し、新たな視点を持つようになる。
プレッシャーのある環境によって、現状維持を避ける。
成長モデル
本番環境での実践を重ねることで、思考力と実践力を養う。具体的な例やプロセスを見せることで、実際にどのように行動すればよいかを理解させる。
教育と本番環境の融合
知識の転移だけでなく、実際の環境でどう適用するかを重視する。
部下の素の成果を評価し、どれだけ上司が手をかけたかを明確にすることで、 自己評価の向上と現実的なフィードバックが得られる。
[所感]
自分以外に「任せる」。
必要だと思っていてもなかなか実践できていないことの一つですよね。
今回の動画の中で最も大事だと思ったのは、「入口管理」「出口管理」です。
任せる時点で、このどちらのコンセプトに基づいているのか、任せる相手に明示する。
入口管理であれば、あれこれ口を出してフィードバックも細かめにやる。実行責任においても責任を負う立場をとるというイメージですよね。
一方、出口管理であれば、思いっきり任せる。ただ、結果責任は負うというイメージ。
仕事であれば部下・メンバーの経験や力量、そして任せるタスクの重さや難易度によって、この入口管理・出口管理の使い分けが重要になります。
今日はこんなところで。
本日もお読みいただきありがとうございました。ではまた明日。
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