SNSは無意識に人を傷つける
息子は私たち両親のことを「とと」「かか」と呼ぶ。
「お父さん・お母さん」と呼んでほしくて
小さい頃から話していたけど、
まだおしゃべりが上手じゃなかった頃の
「おとーと・おかーか」から「とと・かか」に
変化していったのだ。
最近、threadsで流れてきたつぶやきに目が止まる。
「とと・かか呼びさせてる親が苦手」というものだった。
数人が共感のコメントをして、
「そういう人って親もこういう雰囲気で、
子どももこういう髪型ですよね(笑)」
と盛り上がっていた。
読んだとき、率直に嫌だなぁ〜と感じた。
他人の呼び方について、
私はあまり意識してなかったので
この呼び方が苦手な人もいるのか、と勉強にもなった。
一方で、イメージされている親とは
自分たちが全然違っていて少し笑ってしまった。
書いた本人たちは、苦手と書いているだけで、
中傷しているつもりではないのだと思う。
そのつもりがなくても、無意識が人を傷つけることがある。
ああいう人たちは、そこまで考えがいかないのだろう。
でも、コメントやコメントへの返信の書き方から伝わる
嘲笑っている雰囲気が悪意を感じた。
ネガティブなことを書いている人は
「私のアカウントなんだから好きに書かせてよ。
嫌なら見るな。」
ってだいたいの人が言うだろう。
私も若いときはそう思っていたし、
ネガティブなことを書くことが悪いとも思っていない。
SNSはネットを通して誰かが助けてくれることも多い。
ただ、自分は言葉に気をつけようと心がけている。
少し前のSNSより、
見たくない情報が流れてくることが多い気がするから。
SNSは公開している時点で誰が読んでも自由なわけだし、
何気ない一言で誰かが傷つくかもしれないことを
肝に銘じている。
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