積み木遊びの空間認識能力とは?
昨日も、孫3号の写真が
届いていました。
60年前の積み木で、
シッカリと遊んでくれています。
先日、記事にした
積み木遊びの効果とは?
・手先の発達を促す
・集中力がつく
・創造力を伸ばす
・空間認識力を育てる
ということを書きましたが、
その中の
空間認識力を育てる
これについてちょっと調べてみました。
空間認識能力とは?
空間認識能力(spatial perception)とは、三次元空間における物体の位置・形状・方向・大きさ・位置関係などを素早く正確に認識する能力。空間認識力が優れていると、紙に描かれた図形を見て立体物をイメージしたり、地図を見て自分の位置や進むべき方向を正しく理解したりできます。
専門的には、
こういうことらしいですが、
ちと、、、難しい。
ちょっとわかりやすくすると。
昔、日本でベストセラーになった、
『話を聞かない男、地図が読めない女』
女性は男性に比べて
地図を正しく理解するのが
苦手だといわれています。
何となく感覚的に感じますよね。
これが、空間認識能力です。
また、空間を認識する能力が
低いということは、
自分と自動車との距離が
うまくつかめないということです。
車が向かってきているが、
まだ大丈夫???
なんていう、判断ミスも
空間認識能力が低いことからなんです。
空間認識能力が高いとどうなる
空間認識能力は、
球技をはじめとした
スポーツにおいて
非常に重要なことだそうです。
言われてみれば、
スポーツは全て3次元ですよね。
スポーツの名プレイヤーは、
やはり空間認識能力が高いようです。
一般人にとっても、
空間認識能力は、
自動車の運転にも欠かせない能力
前後左右の空間のなかで
何がどのように動いているかを
正確に把握しないと運転は出来ません。
空間認識能力が低いとどうなる
・絵がうまく描けない
三次元空間に存在する物体を、
平面という二次元のなかに表現するには、
三次元をしっかりイメージし、
二次元に変換しないといけません。
確かに、風景を描くにしても、
遠近感を平面に描くという作業です。
・スポーツで苦戦する
たとえば、サッカーだと、
味方チームの選手の位置
相手チームの選手の位置
全体のフォーメーション
マークした選手の次の行動は
ゴール迄の距離感
複雑な要素を瞬時に
把握できるのが、
空間認識能力です。
・交通事故に遭いやすい
複雑な要素を瞬時に把握できないと、
交通事故に遭いやすいかもしれません。
自動車の運転では、
事故を起こす人は、
何回も同じような事故を起こします。
事故を起こさない人は、
全く起こしません。
・片付けが苦手
「どう片づければいいかわからない」という状況
空間認識能力が高いほど、
収納スペースの許容量や、
実際に収納した時の状態、
出したりしまったりする時の
スムーズさなどを、
比較的早く判断することができます。
積み木は空間認識能力を高める
子どもの空間認識能力の研究者
ジェイミー・ジロー助教授
(米バージニア大学)が
2015年に発表した論文によると、
4~7歳の子ども847人を対象に
空間認識能力を調査したところ、
パズル・ブロック・ボードゲームで
週に6回以上遊ぶ子どもは、
ほかの子どもよりも
空間認識能力が優れていたようです。
空間認識能力は子どもの時に決まる
ここからは何を調べても
載っていませんので、
あくまで個人的感想と
主観ですのでご理解下さい。
女の子はママごとに夢中
男の子は積み木やプロックが好きです。
どちらかと言うと、
男の子のほうが、
空間認識能力が
つきやすいのかもしれません。
例えば、料理の先生は、
女性のイメージがありますが、
料理人は、男性が多くないですか?
盛り付けと言う、
空間認識能力が必要なのでは?
幼児期にはやはり、
積み木やプロックは大切なんですよね。
我が家では、リブロックを与えました。
正直、ちょっと高かったのですが、
3兄弟、思いっきり使ってくれたので、
十分に元は取れたと思っています。
遊び方も自由です。
プラレールと組み合わせて、
自分の想像の世界に入り込んでました。