今の日本の教育って日本をダメにするのでは?
そもそも日本の教育は、
全員同じ事ができないといけないという
四角四面の子どもを作ろうとしている。
文部科学省は、
大学入試改革の柱として
2025年以降の大学入学共通テストで
予定していた
国語・数学の「記述式問題」導入と
英語の「民間試験」活用を
断念する事になりましたよね。
現在の状況では
というのもありますが・・・
大学入試のあり方を
議論している
文科省の有識者会議が、
記述式は
「質の高い採点者の確保やミスのない採点、受験生による自己採点が難しい」
「機密漏洩の懸念がある」
「コストに見合わない」
英語民間試験は
「地理的・経済的事情により不公平が生じる」
「障害のある受験者への配慮が不十分」
「目的や内容の異なる試験の成績を比較することの信頼性・妥当性が疑問」
などと指摘し、いずれも
「実現は困難であると言わざるを得ない」
「ミスのない採点が難しい」
とする提言(原案)を示したからです。
まあ、
所詮初めから反対する
有識者の集まりなので、
正当化する理由を考えただけなので、
別に驚くことでもないですよね。
その結果、
受験生、高校、教師、塾などが
ここ数年、振り回されただけ。
そもそも、
記述式を導入する目的は、
○×のマークシート方式による
暗記偏重を脱却すること。
自分の考えを論理的にまとめ
る思考・判断の能力や、
その過程・結果を
表現する能力の向上を目指すことが目的。
普通に素人が考えても、
「ミスのない採点が難しい」って、
結局、本質は○×です。
白か黒かの判断が必要なわけです。
自分の考えを論理的にまとめ
る思考・判断の能力や、
その過程・結果を表現する能力は、
100人いれば100通りの答えがあるわけです。
試験や教師が「正解」を求めるから、
こんな変な論争が起こるわけです。
日本という国は、
明治維新以来、
欧米に
追いつき追い越せ
結果を求める教育でした。
文明開化から高度成長期迄の、
物作りからの大量消費の時代は、
それでよかったのでしょう。
しかし、今の世の中、
こんな日本の教育に疑問を持ち、
世界に飛び出す子どもたちもいます。
素晴らしいことです。
以前、書いた
スタンフォード大学合格の
松本杏奈さん。
先ほど、Twitterで
スタンフォード大学に入学と
ツイートしていました。
スタンフォード大学の入学条件は、
■学校の成績(GPA)
入学した学生の平均GPAは3.95以上
日本でいう偏差値はおよそ80以上
ここが日本と違うところで、
高校全学年を通じて
よい成績の方が望ましいが、
徐々に成績が上がっていれば、
それは努力をしていると評価。
■SATまたはACTのスコア
Standardized Test(共通テスト)のスコアの提出
■英語テスト(TOEFLかIELTS)のスコア
スタンフォード大学入学のための前提条件。
義務ではないが、アピールにはなる。
■課外活動
どのようなことに興味があり、
さらに活動を通じて
どんな経験を積んできたのか。
出願者が情熱を注ぎ続けているものから、
スタンフォードという
コミュニティへの
貢献の可能性をチェックされます。
松本杏奈さんも、
高校2年生の夏、
海外でトップレベルの研究者が
次世代の育成を行う
「アジアサイエンスキャンプ」に参加。
■エッセイ
エッセイを一番重視。
課外活動などから
自分の経験や価値観を伝えて
大学に自分を知ってもらい、
入学したいという熱意を
アピールしないといけません。
■推薦状
アメリカの大学の入学審査は
書類選考で行われるため、
ほとんどの大学で推薦状の
提出が必要となります。
学力だけでは
読み取れない出願者の人間像、
または他の出願者との違いを
探るためにとても重視されています。
スタンフォード大学では
教員2名とスクールカウンセラー、
合計3通の推薦状の提出が必要のようです。
日本の大学のように、
入学するのはテストの点数だけ、
とは違い、人間性を求められます。
大学と言う高度な勉強をする場に、
相応しいかどうかがポイントなのです。
本当に勉強したいと思う人であれば、
日本を飛び出す理由がわかります。
個人的には、
スタンフォード大学のような
方法が良いのだろうが、
今の日本の大学レベルでは無理だろう。
しかし、最低限の
★○×のマークシート方式による
テストも必要。
★高校3年間の成績はより必要。
★課外活動は部活ではなく、
大学に入ってやりたい勉強のために、
高校時代何をしたか。
★エッセイ
小論文ではなく、
自分の経験や価値観を、
大学でどのように開花させていくか。
そもそも、今の大学入試は、
大学に入ったら終わり。
大学選びも、偏差値によって決まる。
大した勉強もせずに卒業できる。
★英語テスト(TOEFLかIELTS)のスコア
そもそも大学に入って
英語の勉強するのがおかしい。
入学した時点で話できて当然。
だから、いつまでたっても、
グローバルになれないですよね。
このようなものを、
綜合的に判断すべきではと思います。
まあ、大学自体の考えも、
大きく変えないと、
日本と言う国は、
世界の後進国になることは
間違いないような気がする。
そのためには、
今の子どもたち、
特に幼児教育が必要な、
小さな子どもたちには、
正しい方向性を持ってほしいですね。