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塾の宿題をしない子供にイラッ!
フリーアナウンサー中村仁美さんの
FRaU Web連載「騒がしくも愛おしい日々」
(毎月1回・第1水曜日更新)。
さまぁ~ずの大竹一樹さんとの結婚後、
母として、妻として、
そして一人の女性として、
感じたこと、考えたことを、
中村仁美さんならではの目線で綴られています。
人間ってつくづく貪欲だな、と思う今日この頃。
とにかく無事にさえ生まれてくれれば、それだけでいい!と、切に願ったあの日からおよそ10年。
ここ数日、私は、願い通り無事に生まれてきてくれた長男と、近所の学習塾を続けるか否かで、事あるごとに話し合い、頭を悩ませています。
「そんなに勉強が嫌いなら、塾やめる? いいよ、お母さんの人生じゃないもん、将来どうなっても知らないけど」と、定番の“脅し”文句。
そもそも勉強って面白いはずだし、本当にやりたいことが見つかったら、どんなに遠回りだろうと、そこへ向かって頑張るはずです。何より、幸せは人と比べるものではありません。
悩んでいる私を横目に、話が終わったと勘違いした長男が、間髪入れずにゲームをやり始めました。
こんな経験ある方多いのでは?
生まれてくる我が子に対しては、
とにかく無事にさえ生まれて
そして、
バカでも良いから五体満足に、
健康で育ってほしい・・・
みんな思うはずです。
しかし、現実は・・・
やはり、勉強しないと、
・・・・・・
よく、東大出身の人たちが「親に勉強しろ、と言われたことがない」と言っているのを聞きます。でもそれって“言う必要のない子”だったからじゃない?と少し穿った見方をしてしまいます。
やっぱり私の親としての裁量のなさが原因だ、と深い溝へ落ちていきます。
言われている通りだと思います。
親としての裁量のなさが
原因とは思いませんが、
“言う必要のない子”は、
自然には育ちません。
やはり、
幼児期での環境でしょう。
スマホを与えてしまったこと。
親の考えで塾に行かせたこと。
親が賢いので、
親の幸せと同じ道を歩かせたい。
など・・・
個人的には、
逆に、幼児期に
しっかりとした環境を作り
良い方向に導いてあげていたら、
今てこずらなかったのではと思います。
しかし、兄弟3人で楽しそうだし、
親がしっかりと愛情を注いであげて、
環境を作り、
大人の考えを押し付けなければ、
まだまだ良い子に育つと思います。