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尊敬している推しが時々「天上界」に行ってしまうと感じる現象について
時々、尊敬する推しの精神科医や心理学者たちの考えが、自分とはあまりにも違っていて、
「先に行きすぎている」と感じることがあります。
それは寂しい。それから辛い。
彼らの考え方はとても素晴らしく、推したくなるほどの存在だからこそ、その「考え」を受け入れたいという気持ちは自然なことです。
しかし、その理想的な考え方が私たちにとって、ただ知識として入ってくるだけではなく、実際にはそれができないからこそ、精神的に病んだり悩んでいるのだと気づく瞬間がある。
そして、推しの提案する「考え」に近づきたいと強く願いながらも、それが自分には到底無理だと感じ、悩み苦しむことがあります。
もちろん、推しはそんなことを直接言っているわけではありません。
けれど、時にはまるで
『今すぐその考えを実行しなさい!』と言われているかのように感じてしまうこともあるのです。
推しは頭が良くて優しいからこそ、私たちがその理想をすぐには受け入れられないこともわかってくれていて、「急がなくていい」とフォローを入れてくれることが多いです。
「それができるようになるのは、ずっと後のことでも十分だよ」と言ってくれる。
だからこそ、推しが提案する考え方は、私たちにとって豊かな人生を生きるためのヒントになっているのだろう。
ただ、それがユーストレス(良いストレス)として働けばいいのですが、時にはその推しの存在が、完璧な親のように感じられ、決して越えられない壁のように思えてしまうことがあります。それは悲しい瞬間です。
しかし、その「理想」が私たちにとって難しいと感じた時点で、それは「未来への目標」となり得るものだと思います。
そう考えれば、推しの受け入れ難い理想の「考え」も、最初はストレスであったものがユーストレスに変わり、いつか理解できるようになりたい、という前向きな気持ちへと転換していくのです。
そうして推しの「考え」は私たちの生きる目標となり、推しは天上界から少し降りてきて、また私たちと手が届く場所で、コミュニケーション可能な存在となるのです。
とまあ最近思っていることを言語化してみました。最後までお読み頂きありがとうございます。