企画者アセアンそよかぜさんが「半径5キロの旅」を読んだ感想を書いてくださいました
アセアンそよかぜさんの「#旅のようなお出かけ」という企画で、初めて小説にトライしました。
10月10日までです。
アセアンそよかぜさん、初挑戦の機会をくださりありがとうございます。
そしてアセアンそよかぜさん、企画に参加された方の小説を一つずつ丁寧に読んでくださり、ご感想と「もし私がこの小説書いたら?」を記事にしてくださいます。
文筆家のアセアンそよかぜさんの、「もし私がこの小説書いたら?」が楽しみで、他の参加者の小説とご感想読ませていただき、私の順番を待っていました。
そして、とうとう私の番が!
わくわくドキドキです!
私の小説より、アセアンそよかぜさんのご感想文の方が素敵です。
「半径5キロの旅」を読みたくなります(^^)
人物や状況、不安や感動、読み取っていただけていてありがたいです。
「もし私がこの小説書いたら?」の部分。
私には書けませんでした。美しい光景を描写できなかったんです。そこで私が描写するよりも、読者の想像力にお任せすることにしました。それぞれの方が見たい光景をみていただこう。
実は、このお話はコロナで休校中の出来事を膨らませて書きました。
「川を越えての旅が禁止」は、「小学校低学年の子は川より遠いところへ行っては行けませんよ」もあるのですが、新型コロナ感染拡大防止のため県を越えての移動が禁止(自粛制限)されていた状態がさらに厳しくなっている世界として書きました。移動は、徒歩か自転車のみ。海外旅行は過去のもの。
だから、隊員であり保護者のママとおじいちゃんは「川を越えることを」必死で止めます。小学生の僕も、橋を目の前にして自然と足を止めています。海外を知らない僕にとっては、あと数歩の隣の県がとても遠い。(新型コロナ関係なく、小さな子はそうですね。今度、もう少し冒険させてみようかな。)
でも、新型コロナを想起させる表現はやめよう。
いつの時代でも楽しめる少年と家族の冒険旅の話にしようと思いました。
そして、私が実際に見た光景は、田んぼが春の少し傾いた陽でウユニ塩湖のようになっていたんです。そしてその向こうには春の里山が。(アセアンそよかぜさんの読みはすごいです。)
そう、ある意味、ウユニ塩湖より幻想的で綺麗でした。
コロナ自粛がいつまで続くかわからず疲れが出ていた時期、この光景に心洗われたのです。まさに、「旅のよう」でした。日常を忘れ、その光景に溶け込みました。一人での感動の時間を味わった後、親子三世代で同じ光景に心奪われ、感動を言葉でも共有する。海外旅行、例えばウユニ塩湖に高齢のおじいちゃんと幼い娘と3人で行くことはないでしょう。逆にそれが叶ったとしても、肉体的疲労で楽しめなかったかもしれません。遠くまでお金かけてきたからとはしゃぎすぎて静かな感動を味わうことはなかったかもしれません。
それが、自粛、休校のおかげで「いまここ」で味わえている。とても素敵な時間となりました。そしてそれを一つのお話にしたことで、あの時の感動が「いまここ」に蘇り、ハートを震わせます。まさに「旅のよう」。でも、これができるのは、五感を使った「旅」の経験があるからだな。そして子どもの頃から、物語の旅もたくさん経験しているからかもしれません。
次回は時間経過がわかる描写を入れてみようかな。
アセアンそよかぜさん、お読みいただいたみなさまありがとうございます。
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