「ブゥーーーーーーーーーーーーーーーン。」 時々、遠くの森で何かモーターの音がする。。。。 チャオだ!(泥棒) 以前も少し書いたこのチャオ話、 正式には不法伐採。我が社敷地内の木を不法に伐採している彼らは私達から言えば泥棒!見過ごすわけにはいかない!! 通常、彼らは朝早くお弁当片手にバイクで森に出かける。 ちょっとした木を収穫する時は、日帰りのピクニック感覚。 しかし、大きな大木を不法伐採する場合はとても手が込んでいる。 ある日、スタッフから「数日前からチェーンソ
幼いころ、近くの山が大火事になった事があった。 消防車が来て、多くの人が必死になって消していた。 私の家にまで来るのではないか?と思っていたことを未だに覚えている。 火が襲ってくる! その体験がキリロムで実現した! 開発当初、キリロムの現状をよく知らずに生活していた私。 雨季が終わり、乾燥した日が続いていた。 ある日、車で移動していると、草むらが燃えている。 「山火事だ!」 すぐに車を止めて社長と私、カンボジア人スタッフで消火活動に奮闘した。 靴の裏、青草、山の
2011年。私の人生に変化が訪れた。 社長 「これからは、カンボジアです。場所はもう決めてきました。」 私 ・・・・ 「ふーーーん。」 ・・・1年後 私はカンボジアに居た。。。 当初の仕事は農業。。。 と言っても、農業をした経験ほぼ0... 実家の家庭菜園の手伝い。親戚の苺栽培と牛の肥育を見たことがある程度。 とても農業者と言えない。 ましてや元海上自衛官! まー、行くからには勉強しとかないとと思い。色々調べた。 苺、鶏、豚、野菜、土、カンボジア.....
非常用発電機。 名前の通り非常用の発電機ですが、森の中で生活しているこの場所に当然常用できる電気が無い為、非常用発電機は常用発電機として24時間フル稼働。 この発電機が壊れたら最後、すべての電源が消失、発電機を自分たちで直さない限り、暗闇の中生活をすることになります。 そんな非常事態を回避するべく、もう一台の発電機を購入することになった時の事です。 当初の非常用発電機は25KVA(約90Aまで使用可能)、1年中雨風にさらすわけにはいかない為に建物の中にあった。 新し
キリロムの重大な問題の一つ 水。 乾季がある国。しかも山ともなるとそれは死活問題。 当初は自分たちで湧き水が出る所にコンクリートパイプを埋めて井戸のようなものを作っていたのですが、住民増加に伴い問題となってきた。 山の乾季は12月~5月 3月にはこの状態。多少深く掘りなおしたところで焼け石に水。。。。 節水制限どころの話ではない。 昨年は水不足解消に向け水源を求めて森に入った。 水源は100m以上先にあったがモーターの電源確保、30本ものパイプを繋いでの輸送と課題が
キリロムで与えられた最初の仕事。 それは森の中を歩けというもの。 獣道や森に現在存在する道を自ら歩いてGPSに記録し地図をつくる作業。 日本ではやらないなー。こんな仕事と思いつつ準備。 安全の為に環境省の役人さんとともに早朝にスタート。 始めはとっても順調!! 我が社の頼れる森の住人は迷うことなく歩く。 進むにつれて森は険しくなるのに何故かバイクとすれ違う。 そう。彼らこそは、違法伐採の方々。(私はチャオ(泥棒)と呼びます。) 今回はチャオ(泥棒)の事は省略。
今日からnote始めたいと思います。 みなさん。カンボジアのキリロムって知ってますか? プノンペンから西に120kmの場所のキリロム山と言う未開の地でリゾート開発に携わっています。 6年ほど前に英語もクメール語もほぼ出来ない状態で、キリロムの集落に一人置いてきぼり状態で現地派遣。 6年も経てば色々書くこともあるだろうと勧められnoteを始めることになりました。 キリロムと言う未開の地で起きる出来事を記録していきたいと思います。