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巣立ちどき鷹羽遣(はねづか)ひ習ふなり

成長した鷹は蓮の花が咲くこのころ、初めて空を舞うようになります。

七十二候の【鷹乃学習】に入ります。
「たかわざをならう」と読みます。一年を72に分ける七十二候の33番目で、二十四節気「小暑」の末候です。7月22日まで。

若鷹は、親からさまざまな飛び方や狩りの方法を学びます。上昇気流に乗って回りながらの旋回(せんかい)飛行、空中で獲物を捕らえるため一点に静止するホバリング、上から下へ逆さまの状態で滑降(かっこう)する背面飛行、また急降下などがあります。

Taka sunawachi waza o narau 鷹乃学習
Hawks learn to fly. July 17-22

5月から6月にかけて孵化(ふか)したヒナが、高度な技術を学びじっさいに親元を離れるのは8月末か9月ごろになります。

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蓮つぼみ天から降りてそれぞれに
 ぬれつつ咲くも形ことなり

写真は「近江妙連」です。一つの茎に2~12の花群が見られ、2000~8000枚もの花びらをつけます。ひとつとして同じものはありません。滋賀県天然記念物に指定され、守山市の市花になっています。

あなたが幸せでありますように 
琵琶湖を望む草庵にて
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