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楓蔦 生命のきわみ 紅葉かな
「かえで・つた」が、色づいてきました。生命を燃やし、やがて散っていきます。
七十二候【楓蔦黄(もみじつたきばむ)】に入ります。
紅葉、黄葉と書いて、いずれも[もみじ]と読みます。語源は[揉(も)み出(づ)]から。霜や時雨の冷たさに、赤や黄色に色が揉み出てきます。
一年を72に分ける七十二候の54番目です。二十四節気[霜降]の末候になります。晩秋も、もう終わりに。文字通り冬隣です。
11月6日まで。
楓蔦黄 Momiji tsuta kibamu
“Maple leaves and ivy turn yellow.”
〔maple;楓 leaf;葉 ivy;蔦 turn;変わる〕
November 2-6
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朱鷺の島
松茸までもよみがへる
佐渡の風土にゆだねる時の
10月28日から31日まで、三泊四日で夫婦で佐渡島にいってきました。この地で「ピースルーム時空庵」を主宰するQちゃんこと外山久一郎さん(フェイスブックあり)の招待です。
佐渡で人気の「長三郎鮨」で、すばらしい松茸を見ました。しばらく取れなかったのに、復活したそうです。
朱鷺もそう。日本では2003年に絶滅しました。中国からつがいを入れて人工繁殖に成功したのです。放鳥され野性で569羽、ほかの地をふくめて飼育は175羽、日本に合計744羽がいます。朱鷺が復活したのです。
Qちゃんの話を聞きながら、地元の魚を使った寿司をつまみ、松茸の土瓶蒸しもいただきました。妻もいっしょです。幸せが二倍になりました。
あなたが幸せでありますように
琵琶湖のほとりの草庵にて
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