大きくなったら聞いてみたい「お兄ちゃん、我慢つらかった?」
2歳半差の兄弟を育てるトモです。
現在3歳の長男は、両家にとって孫第1号、歩き始めが遅く、歩きたい欲も無い甘えん坊です。弟の出現と保育園の転園により親から見ても我慢させてるなと思うお話です。
1. 弟が生まれる前は甘え放題
1歳半で1歩歩いたかどうか、そこから歩きたい欲が爆発するかと思った長男ですが、
常に「抱っこぉ〜〜〜!」
その場に座る、足に絡みつく、過呼吸なるじゃないかと思うくらいギャン泣き…
時間がある時は泣かせておいたり、話を聞いたりできても、特に激しいギャン泣きされると抱っこしてしまうわけで、抱っこ癖がつきました。
2. 妊娠中も甘え放題
つわりもほぼなく順調にすごした次男の妊娠中も、長男の甘えん坊は変わらずでした。
長男にしたら妊娠なんて分かんないし、少しずつ理解してても抱っこしてほしい時は
「抱っこぉ〜〜〜!」
お腹が大きくなるとこれまでの両手で抱っこは難しくなったので、片腕で抱っこやおんぶと私は頑張ったつもりだし、夫や祖父母もたくさん抱っこしてくれたから大丈夫だと思ってましたが、お母さんを弟に取られることを薄々勘づいて我慢する練習してたのかなと思います。
3. 授乳期の弟との共同生活
とうとう生まれた弟。
みんなの意識は半分以上が弟。
そりゃ面白くないよね〜
「弟くん、かわいい」と言いつつ、バウンサーをビョンビョンさせたり、まだ凹む頭を強めになでたり、目を突きそうになったり。
次男にとっては危ないことなわけで、言わずにはいられず、何度も「ダメ!」「やめて!」と言って泣かせてしまいました。
興味本位でしたこと、我慢の限界でしたこと、それを頭ごなしに怒られて悔しい思いをさせただろうなと思います。
「上の子を優先させる」と頭では分かっていても、お兄ちゃんとしての我慢を必要以上にさせてしまったのではと思います。
4. 離乳食期の弟との関係
弟も離乳食が始まり、8ヶ月目の1ヶ月間でずり這い→ハイハイ→つかまり立ち→伝い歩きをマスターしつつあり、長男から物を奪ったり、意思を示すようになりました。
長男より動きが早くて力も強い、それでも身体は小さく、まだ赤ちゃんの次男。
お兄ちゃんとしての優しさを身につける時期だとは思いますが、おんぶ・抱っこ大好き長男は弟を払い除けて私に甘えてきます。
まだまだ授乳が必要な次男なので抱っこする必要があり、長男としては「ずるい」と感じるようで泣いて「弟くん、いやだ」と訴えてきます。
「順番だから待って」と伝えても泣き叫ぶ長男には聞き入れてもらえません。
ん〜どうしたものか。
あと2ヶ月くらいで断乳する予定だから我慢してもらうしかないけど、長男にとっては試練の2ヶ月だろうなと思います。
5. 保育園の転園
保育園の雰囲気と家からの近さから長男は2歳児までの小規模保育園に通わせていました。
3歳児になったら転園するのを前提としてたので可哀想かなとは思いつつ、家庭的で園児1人当たりの保育者が多いということもあり通わせていました。
文句ない保育園で、泣く日もあったけど長男も親も楽しく通うことが出来ましたが、いよいよ転園。
同じ歳の子が3人から15人に、園全体の園児は9人から90人と人の多さへの恐怖…
保育士も1学年2人で目が行き届かない淋しさ…
次男は抱っこされてお母さんと帰っていく悲しさ…
長男の言葉でいうと「新しい保育園こわい」
きっと、まだ信頼関係がない先生から叱られることもあるでしょう。
在園児からの助言という名の押し付けやマウントもあるでしょう。
まだ"友だちと遊ぶ楽しさ"に目覚めてない長男にとっては声をかけられることも苦痛でしょう。
次男に対しても、朝も迎えも抱っこされて、昼間はお母さんとの時間を過ごせて"ずるい"と感じるでしょう。
この数ヶ月でたくさん成長してる長男だけど、その裏にはたくさんの我慢があるのを、性格が似てる私は分かってるつもり。
でもきっと「つもり」なんだろうな~
6. 長男の闘いはまだまだ続く
この数ヶ月がトラウマになってないことを願いつつ、これからは弟と遊ぶ楽しさに早く目覚めてほしいとも願っています。
そうすればお友達と遊ぶ楽しみにも見出せるだろうし、2人で私を後追いしてくることもなくなるはず!
これからもたくさんの我慢をさせちゃうし、我慢しなきゃいけない場面は大人になっても続くから、我慢が美徳とは思ってないけど、我慢のあとには楽しいことが待ってると少しでも思ってもらえるようにお手伝いできたらいいな。
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