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6 / 55、 夕星みみさん 【 企画投稿 / 季節のnote(7月) 】
虎吉のトップページ固定記事「虎吉の交流部屋」内で、この夏、以下のシークレット企画「虎吉の交流部屋初企画」を開催しておりました。
● タイトル : 季節のnote(7月)
● 募集期間 : 7/1 ~ 7/31
● お 題 : 7月の季語から1つ以上選び、
それをテーマに自由に書く
そこで今回、ご応募いただいた作品を、応募いただいた日時の早い順に紹介させていただきます。
【 6 、 夕星みみさん 】
● 季語 : 風鈴
🌳① 感動、感激、共感、ポイント
まず感動を覚えたのは、風鈴の音色というたった1つのテーマから、次々に想像力を膨らませ、最後は見事にまとめ上げてしまう、という文章を書く上でのセンスのようなものがとても研ぎ澄まされておられる点です。
日常のちょっとしたことをテーマに読む方の心に響く文章を書き上げていく作業はとても難しいと思うのですが、夕星さんはそれをやってのけてくれます。学びたいことが多いです。
風鈴との会話というのも斬新な発想ですが、「確かにこんな会話ができそう」と思わず深く共感を覚えてしまう部分でした。
🌳② 作品から感じる作者の印象
1つ1つの言葉を丁寧に選び、いい意味でとても繊細な部分のある柔らかくて温かい方、という印象を受けました。文章自体に温かみが宿っているような感じです。
きっとこうした方の周りには同じように温かくて優しい人が集まるんだろうなと思いました。
それはコメント欄を見ていても分かりました。
他の人にはなかなか真似のできない素敵な繊細さ、世界観、独創性を持っておられる方。
そんなイメージを僕は持っております。
🌳③ 作品への感想
作者の夕星さんが、窓を開けた時に聴こえる風鈴の音色に思いを馳せ、幼い頃の記憶や風鈴との会話など、次々に想像力を膨らませて体いっぱいで涼しさを感じたという内容の作品です。
コメント欄でも多くの方の共感を呼んでいるように、思わず読んでいる側も涼しげで爽やかな気分になれるような素晴らしい内容です。
この企画を考えた当初、季語に風鈴を選ばれる方はいないのではないかと思っていたのですが(風鈴だけで1記事書くのは難しい気がしたので)、夕星さんが見事な記事に仕上げてくださいました。
思い出を交えながら、風鈴そのものの趣を色々な角度から表現してくださる、そんな記事です。
夕星さんの文章は、滑らかで比喩表現が素晴らしく、読者へのメッセージ性に溢れていて、すごくほっこりした心地よい気分になれるのが魅力です。
文章から深い温かみを感じられるのも夕星さんの素敵なところだと思っています。
文章そのものに温かみが込もっているような感じです。
今回の作品は今、過去、今、という風に話が進んでいって、今も昔も変らない風鈴の音色に思いを馳せるという、テーマの一貫性があり、こちらまで素敵な想像力をかきたてられます。
風鈴を目で見て楽しみ、耳で聞いて音色の美しさや涼しさを感じ、視覚で表現する文章においてこれだけ五感に訴える記事を書けるのは、夕星さんならではではないかと感じました。
1日の始まりに書いていただいたこの記事が、多くの人に涼しげな気持ちを届けてくれました。
最後に、この記事に寄せられたコメントで深く共感できるコメントがありましたので、そちらも紹介させていただきます。
なるほど、風の声ですか。確かに。
風鈴が2つぶら下がっていたら、会話をしているようにも感じますね。
最近は風鈴の音を聞かなくなりましたね。あちこちの家から風鈴の音がかすかに聞こえてくると、みんなで夏を味わっているような感じがしていました。
ぜひ多くの方に読んでいただきたい記事です。
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