作品の紹介 ( 第9回、虎吉の交流部屋プチ企画 )
今週、実施させていただいた、「虎吉の交流部屋プチ企画」に投稿していただいた全記事を紹介します。
今回は参加されたnoterさんそれぞれの切り口が全く異なり、大変興味深い企画となりました。
写真などの画像もいつもより多めで読みやすいのでぜひご覧ください😊
(次回募集、11月22日(水)〜11月25日(土))
💡 お題 : 記憶に残る風景
① 🌳 続気楽な散歩 さん 🌳
続気楽な散歩さんの記憶に残る風景として面白い形をした山を紹介してくださいました。
山の名前は「笠山」。
簑笠を伏せた形から名付けられています。
地元ではその形状から「おっぱい山」と呼ばれて愛されているようです😊
本当にあだ名通りの形をしてますね😊
女性に優しい町なのかもしれませんね(笑)
素敵な風景、ありがとうございました😊
② 🌳 スズムラ さん 🌳
スズムラさんはとても勇気ある記事を上げてくださいました。こちらは実際にスズムラさんが入廷された東京家庭裁判所の証言台からの風景です。
真っ黒な服の裁判所の居並ぶ冷たい法廷。傍聴席から浴びる多くの視線。とても耐えがたい状況をスズムラさんは経験しました。
「このような記事を上げてフォローを外されたりブロックされたりしないだろうか」と仰っていたこの記事へのコメント欄はとても温かい言葉に溢れていました😊
勇気ある記事を上げてくれたことへの共感のコメントや、何より「今のスズムラさんが好きだからフォロー外しや見方が変わったりなんかしませんよ」というコメントが多かったように思います。
僕もどんな背景を抱えていようと、今のスズムラさんが好きならそれでいいやん、って思っています。
偏見や先入観で人への興味を失ってしまうのはあまりにももったいないと思うからです。
記憶に残る風景と真摯に向き合って、多くのファン(スズムラーと呼ぶ)に支えられているスズムラさん。
僕もそんなスズムラーの1人です😊
③ 🌳 hanauta さん 🌳
記憶に残る風景を詩で表現してくださいました。
年月を経て思い出した時にふと蘇ってくる風景って誰しもあると思います。
その時は見えなかった、気づかなかったけど、後になって見えてくる、気づく思い出の風景。
hanautaさんの言葉通り、大切な人とのつながりは記憶を通じてずっと続いていくのかもしれませんね。
とても共感のできる記事でした。
そして、様々な「人とのつながりの大切さ」もあらためて感じさせてもらえる作品だと思います😊
ぜひ読んでみてください。
たくさんの「笑顔」に出会えるはずです😊
④ 🌳 みのむし さん 🌳
みのむしさんは初めてこの企画に参加してくださいました。原爆で甚大な被害を受けた県で生まれ育ったみのむしさん。平和への祈りを書かれています。
戦争や原爆の悲惨さを訴える語り手が年々、少なっている現代。しかし、ウクライナの惨状など、戦争は決して過去のものではありません。
平和だからこうして自由に書いたり読んだりできるありがたみを実感しました。
⑤ 🌳 しずく さん 🌳
「文章を書くスキルもテクニックも教養も知識も持ち合わせてなく誤字脱字のオンパレードの私」と自ら仰るしずくさん。
ご自身から見てキラキラして見える人たちを「すみっこからそっと見上げる風景」をいつも見てきたと書かれています。
謙遜しすぎでは ? という感想を抱いた僕の思いはやはり記事を読んだ他のnoterさんたちも同じだったようです。
「決してそんなことはないと思います。」
それぞれの方々がしずくさんの色々な部分に魅力を感じ、好意を持たれています。
何よりも「書くことが好き」と仰るしずくさん。
そのこと自体が1つの才能では ? などと僕は思います😊こうしたしずくさんの謙虚な部分も大きな魅力なのだと思いました(^^)
⑥ 🌳 チズ さん 🌳
チズさんが記憶に残る風景として選んでいただいたのは故郷、静岡の富士山。それも新幹線の車窓から見る富士山です。
見惚れるほど美しい風景ですね。
朝焼けの富士山、上空から見る富士山、車窓から見る富士山。どの角度から見ても絵になります。
チズさんはこの風景を見る度に故郷に帰ってきた実感がわき、感激されるそうです。地元の象徴を訪れると誰しも感慨を抱くものですが、それが地元だけでなく日本の象徴ともなると誇らしい気持ちにさえなりそうですね。
僕は車窓からの富士山を残念ながら見たことがありません。新幹線で東京へ行った際に見えたはずなのですが寝てしまっていて>.<笑
こんなにも感動するんだったらぜひ見たかったなと今さら後悔しました。
チズさん特有のしなやかで美しい紀行文です。
⑦ 🌳 花咲ありす さん 🌳
今から約20年前、花咲さんは高齢でがんを患ったお祖父様の病院へ、週に1、2回、お見舞いに訪れていました。
ある日、病院へ行った時、病院の廊下の窓から見える沈みゆく大きな夕日をじっと見つめるお祖父様の後ろ姿を見て、何とも言えない気持ちになったと書かれています。
今でこそ、がんであることや余命宣告などを本人に伝えるようになっていますが、20年前は本人に知らせないこともよくありました。
お祖父様も自らががんであることは知らなかったそうですが、何となく余命が短いことを察しておられたのかもしれません。夕日を見つめながら何を思っていたのでしょうか···。
僕にも90歳になる祖父がいますので、重ね合わせて切ない気持ちになりました。同じ姿を見るとどんな気持ちになるだろうかと考えるとじ~んと来るものがあり、それ以上は今は考えないでおこうと思いました。
思わず深く共感してしまう記事でした。
⑧ 🌳 sanngo さん 🌳
2010年12月24日はsanngoさんにとって一生忘れられない日です。くも膜下出血で突如倒れ、大手術を受けた後の旦那様の、あまりにも残酷な今後の回復の見込みを告げられた日。
クリスマスイブのイルミネーションが街中に輝き、多くの人が笑顔で歩く光景。その中を一人、彷徨い歩いた記憶。
皆さんのコメントを紹介します。
経験した人にしか分からない感情を丁寧に丁寧に書いてくださっています。多くの方のコメント同様、そうした現実を乗り越えた先に、今の優しくて強いsanngoさんがあるのだと思います。
読むときっと、もっとsanngoさんのことを知りたいと気持ちになる作品かと思います。
⑨ 🌳 春永睦月 さん 🌳
この何気ない夕焼けは春永さんにとって忘れられない大切な日の風景を撮ったものです。
春永さんが初めて筆を取り、文芸同人誌で出会った1993年からずっと交友を続けてこられた筆友が、とある文学関係の施設の責任者に就任、就任式に参列した日に見た夕焼けです。
筆友が新たなステージに行くことを自分ごとのように喜ばれたのでしょう。何気ない風景も特別な風景に映る人が必ずいるということを象徴するような1枚です。
大切な日は記憶だけでなく写真にもおさめておきたいというお気持ち、ひどく共感します。
こちらもこれから幾多の試練に立ち向かう友の船出にエールを送る写真です。
6年経った今、その方は研鑽を積み、より人格が増したように春永さんは感じていらっしゃるようです。
いつまでも互いに切磋琢磨し、成長できるような関係が「あぁ、そういうの何かいいなぁ···」と心に沁みた、そのような記事でした。
10 🌳 とび さん 🌳
とびさんは4歳の時に遭遇した、ある光景を「記憶に残る風景」として書いてくださいました。
一緒に歩いていた親(あるいは祖父母)に、目的地の建物の少し前で手を離され、「ここからは真っ直ぐ進むだけで行けるからね」と言われ急にバスのロータリーに一人にされました。
真っ直ぐ歩きなさい、という言葉を信じて歩いた4歳のとびさんでしたが、どれだけ歩いてもたどり着くのはカエルのおもちゃが乗ったバス停のベンチのところばかり。要するに円形のロータリーを「真っ直ぐ」グルグルと回っていたのですね。
「そりゃ、そうなるわ」と僕も思いました。
4歳の幼児に真っ直ぐ行けと行っても正確にたどり着くことは無理な話です。大人が見ている風景と4歳の小さな背丈で見ている風景とは決定的に違うのだから。
歩きタバコの問題と同じように子どもの目線というのが大人には案外、想像がしづらいのかもしれません。子どもだけでなく大人どうしでも相手と同じ目線に立ってコミュニケーションを取るのは難しく、そこから色々な不具合が起きたりもします。
このカエルさんは、「そんな大人になっちゃだめだよ」としっかりととびさんの目を見て、無言で伝えてくれていたのかもしれませんね😊
11 🌳 虎吉 🌳
青春18切符でどこまで行けるか挑戦した一人旅の思い出を綴りました。懐かしいですね(^^)
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