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9 / 55、 ひいろさん                【 企画 | 虎吉の交流部屋初企画 】



虎吉のトップページ固定記事「虎吉の交流部屋」内で、この夏、以下のシークレット企画「虎吉の交流部屋初企画」を開催しておりました。

 ● タイトル : 季節のnote(7月) 
 ● 募集期間 : 7/1 ~ 7/31 
 ● お  題 : 7月の季語から1つ以上選び、           
         それをテーマに自由に書く

そこで今回、ご応募いただいた作品を、応募いただいた日時の早い順に紹介させていただきます。




【 9 、 ひいろさん 】

 ● 季語 : プール


🌳① 感動、感激、共感、ポイント


誰しも行きたくないところや場面というのがあると思います。でもそこに何らかの楽しみがあれば行ってみたくなることってありますよね。
この部分がこのエッセイのテーマであり、1番の共感ポイントです。

深く読み込んでいくと作者の「今は苦手で嫌いでもいつか好きになれるかもしれないよ」というメッセージ性を強く感じることができ、感動します。

クリアファイルという身近な物に焦点を当てて説明していくという、構成の巧みさにも感激いたしました。


🌳② 作品から感じる作者の印象


独創性、オリジナリティに溢れた方、という印象を抱きました。それでいて伝えたいことは一貫しており、芯の通った方という印象を受けます。
多くの方の共感を得られるのも分かります。

文章のリズムも心地良く、人を惹きつける文章を書かれる方だなとも思いました。
読めば読むほど引き込まれる、そんな感じです。

難しい言葉を使わずに読者の心に残る文章を書ける方には学ぶべきことがとても多いです。


🌳③ 作品への感想


ひいろさんにはご自身のシリーズ作「くらげシリーズ」の第4段を企画に提供していただきました。

テーマは「『行きたくない』を、『ちょっといってみたい』に変えてくれる魔法」。
キーワードは「クリアファイル」です。

このひいろさんの作品は、今回の夏企画投稿作品の中でいい意味で一番意表をつかれた斬新な記事でした。

ひいろさんの独創性、想像力の豊かさには僕は到底かなわない思いがいたしました。

大人から子どもまで読みやすい文章でありながら、実は深いメッセージが込められています。

僕も2度、3度と読ませていただく中で、そのメッセージ性に気づき、感激しました。

この第4段まであるくらげシリーズは全部読ませていただいたのですが、1段から4段までのどの記事にもひいろさんの伝えたいメッセージがあって読めば読むほど「深いなぁ」と感じます。

今回は「こんな所にも!?」というようなありとあらゆる場所にクリアファイルが出てきます。
文章のテンポがとてもいいので気持ちよく読み進めることができます。

最終的には、クリアファイルを通して、過去、現在、そして宇宙まで行ってしまうという何だかロマンチックな気持ちにさえならせてもらえる作品です。

先に述べたように、読みやすさ、という点でも文章のリズムがすごく心地よく、まさに心躍る記事とはこういうことかと見せつけられました。

「そう、クリアファイルです」は僕の今年の流行語大賞ベスト5にノミネートです(笑。予定)

ちなみにくらげシリーズでなぜ季語が「プール」なの ? と疑問を抱かれた方もいらっしゃるかもしれませんが、その真意は記事の最後にひいろさん自身がこのように書いておられます。

「かつての私のようにプールの授業が近づいてくると夏さえも苦手に感じてしまう人に届けたい。今は夏が苦手・嫌いでも、いつか夏が好きって思える日が必ずくる。少しでもそう思えたらいいなって書きました」

もちろん、プールに限ったことではありません。
やはり読めば読むほど深い記事ですね。

ぜひ多くの方に読んでいただきたい記事です。


 🌳( 作者のセルフ推し作品 )🌳




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